小学四年生で連載されたやぶうち優「ないしょのつぼみ」第8巻の感想です。
果たしてこの巻が最終巻になるのか否か・・・。
これまで小学館の学習雑誌で連載されて来たないつぼシリーズですが、小学四年生までもが休刊になってしまい現在次回作の掲載場所を失ってしまった形になっています。
その為新年度が始まった今でも新シリーズは未定のままです。
下手するとこのまま連載終了になりかねないだけに不安でなりませんね。
どこか良い移籍先が見つかれば良いんですがどうなる事やら・・・。
（個人的にはネット連載に移行してくれると読み易くて助かるかも）
そんな訳でこれが最後になるかもしれない八人目のつぼみはクーデレ女子小学生というなんとも大きいお友達向けのヒロインです（＾＾；
そのお相手となる男の子はなんとロボットというから驚きですよ。
ロボット繋がりで非常に懐かしいキャラも登場するのでやぶうちファン必見です！
感想は続きからどうぞ。
小学4年生でありながらクールで大人びてる少女・本田つぼみは同じくクールで大人びているクラスメイトのアイバ君の事が好き・・・でした。
というのも4年生なってからアイバは性格が豹変し、以前とは真逆の無邪気で子供っぽい男の子になってしまったからです。
しかも性格が反転してからアイバに毎日の如く好きだと告白され続けており、つぼみはいい加減うんざりしてる様子。
前の性格が好きだった故に複雑な想いをするつぼみの苦労が忍ばれますね。
ところがそんなある日、アイバの正体がアンドロイド・・・つまり人型ロボットだと知るからつぼみは驚愕しますよ。
これによりつぼみはアイバと二人だけの秘密を共有する事になり、より強く彼を異性として意識するようになっていきます。
女子小学生が男子ロボットのチン○ガン見ｗｗｗないつぼ恒例の身体測定では小4女児の下着姿も拝む事が出来ます♪
男女に分かれて身体測定する訳ですが、そこでつぼみはアイバが裸になったらロボットだとバレるのではと心配になり思わず男子が着替えてる所に飛び込んでしまいますよ。
しかしアイバは見た目は完全に人間に作られており、そのせいで思いっきりアイバのチン○を見てしまうつぼみです（＾＾；
同い年の男の子のチン○を見て恥ずかしく感じたドキドキが吊り橋効果となって、つぼみは余計アイバを意識するようになってました。
女子小学生がブラジャー初体験
小学4年生でもうブラジャーとか早いな〜（＾＾；
友達の和都とあむと一緒にランジェリーショップにやって来たつぼみは初ブラに挑戦します。
つぼみはまだ膨らみかけてもいないのでしなくても問題はありませんが、女性店員にアドバイスされ薄着になった時にふとした切っ掛けで見えてしまわないように買う事にしてました。
後日遠足で山登りしたつぼみは転んだ際に服が肌蹴てしまうものの、ブラジャーをしていたお陰でアイバに乳首を見られずに済んで大助かりしてましたよ。
個人的にはそこで乳首見られてしまって恥ずかしい思いをする展開を希望したかったですがｗ
アイバはロボットらしく足からジェット噴射して空を飛ぶ事が出来る模様。
お姫様抱っこされて空を飛ぶというロマンチックなシチュエーションにつぼみは益々アイバを好きになってしまったようです。
普段はクールでちょっと冷たいくらいのつぼみですが、遠足ではアイバの為にお弁当を作って来るなど徐々にデレを見せてくれるから可愛いですね♪
女子小学生のスク水サービスやっぱり夏はスク水幼女が最高ですね（*´д｀*）=3ﾊｧﾊｧ
アイバがつぼみを好きなのは他のクラスにまで広まっていますが、それでもアイバは以前はかなり女子にモテていただけあって諦めずにアプローチしてくる女の子も少なくありません。
そんな時アイバに告白しようとする女子が現れますが、アイバがロボットの為人間の命令に逆らえないと知って慌てるつぼみです。
もし「付き合って！」と言われたら従うしかない為アイバは逃げるしかなく、つぼみ以外の女の子と付き合うのなんて嫌だと困り果ててましたよ。
事情を知ったつぼみは見るに見兼ねてアイバに自分と付き合うよう命令してあげます。
これで正式にアイバと恋人になったつぼみですが周りにバレるのは恥ずかしい為、和都とあむ以外には内緒でこっそり付き合うようにしてました。
クーデレな彼女にロボットな彼氏とはなんともマニアックなカップルですね（＾＾；
成り行きで付き合うようになったとはいえ凄く喜んでくれてるアイバに感化されてつぼみも嬉しくなり、徐々にクールさを失ってデレる事が多くなります。
そのせいで周りに付き合ってる事がバレそうになる場面もありましたが、アイバがちゃんと約束を守ってくれたお陰でつぼみは難を逃れます。
でもアイバに付き合ってる事を嘘でも否定されてちょっとショックを受けたようで、自分が以前よりずっと彼の事を好きになってると実感してました。
いつも真っ直ぐな愛情を向けてくれるうえ自分の為に健気に尽くしてくれるアイバに感謝し、御褒美にとファーストキスをプレゼントするつぼみです♪
ラブラブ小学生カップルが初々しいな〜（*´∀｀*）
運動会ではアイバが大活躍をして益々惚れてしまうつぼみ。
さらに突風で観客席のパラソルが飛んで来た所をアイバに助けて貰うからさらに心奪われてしまいます。
しかもその後体育倉庫でアイバに押し倒されるからつぼみは顔を真っ赤にして心臓を高鳴らせてました♪
ところがそれがシステム回路の異常で危険な状態と分かり、つぼみはアイバの身体を開いて外れた配線を繋げてあげます。
その際改めてアイバがロボットだと実感したつぼみは少し怖くなってしまい、アイバの好意を思わず拒否してしまいますよ。
いくら好きでもやはり人間とロボットでは結ばれるのは難しいでしょうからその辺が不安になってしまうのも無理はありませんよね。
ましてやつぼみはまだ10歳ですから悩むのも戸惑うのも当然でしょう。
それでもつぼみは恐怖を乗り越え、やっぱりアイバが好きだと初めて自分の気持ちを告白します。
それを聞いてアイバはつぼみを抱き締めて喜び、涙を流して心から感謝してました。
これでようやく本当の恋人同士になれた感じですね。
元気になったアイバを見て安心し、一緒に居られる時間を大切に想うようになるつぼみ。
そこでふと脳裏に二つの疑問が浮かびます。
アイバを作ったのは一体誰なのか？アイバは何の為に作られたのか？
今回は性教育的なエピソードは割りと少なめだったかもしれません。
それでも初ブラや初経などちゃんと要点は抑えているので良いですね（*´∀｀*）
クリスマスにアイバから二つのプレゼントを貰うつぼみですが、高い万年筆よりも手作りの拙いブローチの方が気に入った模様。
アイバと付き合って恋をするようになったつぼみは心も身体も少しずつ大人になってると分かります。
ところがそんなある日、つぼみの前に「人間のアイバ」が現れてしまうからとんでもない事態に発展してしまいますよ。
元祖アンドロイド少女・イブ、11年ぶりの登場！うおおおおおおおおおお！！！！！まさかまたイブの姿を見れるとは思わんかった（＾＾；
ないつぼが始まるずっと前に小学館学習雑誌で連載された作品のヒロインで彼女もまた人型ロボットなのです。
どうやらロボットのアイバはイブと同じく内藤博士に作られた模様。
人間のアイバが父の友人である博士に依頼したそうですが、その理由というのが自分が海外留学から帰って来た時の身代わりとして学校生活を送らせていたというからつぼみにとってはショックでしょう。
つまり人間のアイバが戻って来た以上、ロボットの間はお役御免という事です。
ロボットのアイバがつぼみを好きになったのも元々は人間のアイバが好きだったからのようですね。
ロボットのアイバの記憶を消去しようとする人間のアイバをつぼみは非難し、ロボットでも人間に恋をすると言って自分の彼氏であるアイバの気持ちを尊重します。
しかし人間のアイバにとってみれば好きな子を寝取られたようなものの為、あくまでロボットの自分に好意を寄せるつぼみに怒り、嫉妬からクリスマスプレゼントのブローチを壊そうとしますよ。
自分が送った万年筆は蔑ろにしてロボットの自分からの贈り物ばかり大切にするつぼみに腹が立ったのでしょう。
ところがそこを機能停止中の筈のロボットのアイバに止められ、二人が強い絆で結ばれてると悟り諦めて負けを認めてました。
つぼみにとってはロボットのアイバこそが「本当のアイバ」なんでしょうね。
人間のアイバにとっては憐れでしかないけど（＾＾；
それから15年後！
つぼみも大人になり、すっかり成熟した身体になってました
アイバはイブと同じように何度かボディを入れ替えて今では大人の身体を手にしてるようです。
もちろん現在二人は一緒に暮らしており、アイバがつぼみの身体の隅々まで知ってる様子からセックルもしてると伺えますよ（*´д｀*）=3
日本では内藤博士が作ったアンドロイドが活躍する社会が形成され、需要の多さからついに政府でロボットとの結婚を正式に認める検討が行われます。
これにアイバは大喜びし、つぼみと夫婦になれる日を夢見て幼い頃のように彼女をお姫様抱っこして空を飛んでました。
二人の幸せそうな姿を見てると人間とロボットという種族の壁も越えられそうな気がしますね。
今回のないつぼは性教育よりも種族を超えた愛がテーマになっていたと思います。
クールなつぼみはアイバにペースを狂わされて徐々にデレていく所は読んでてニヤニヤしっぱなしでした（＾＾；
ロボットならではの問題やトラブル、悩みを乗り越えて惹かれ合っていく二人が人間のカップルに負けないくらい深い絆で結ばれていて心温まりましたよ。
ロボットとの恋愛繋がりでイブを出したのはやぶうちファンとして凄く嬉しかったですね。
つぼみとイブの共演は読みながら内心大興奮してましたｗ
これでもし見納めになっても悔いは残らないくらいラストに相応しい感動的な物語でしたよ。
ちなみにやぶうち先生の新しい連載はないつぼの前に人気を博した少女少年シリーズの最新作というからこれまたファンとして嬉しいですね。
当時は「女装少年」や「男の娘」という言葉が広まっていなかっただけにまた一味違った物語を見せてくれそうです。
でもやっぱりないつぼシリーズも続けて欲しいですね（＾＾；
時間は掛かっても良いですからどこかで連載再開するのを願っています。
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