既刊本レビュー。
今回は「ドラゴンクエスト 幻の大地」第6巻の感想です。
DS版をやってちょっと残念だったのが所々マイナーチェンジされてた事ですね。
マダンテがダメージ2倍仕様になってたり、ひゃくれつなめが使い辛くなってたり。
あとカジノスロットでボーナスチャンスが無くなってたのが困りましたね。
6はあれがあるから良かったんですが、そのせいでメダル稼ぐのが難しかったです。
でもまぁ全体的に敵が弱くなってたので難易度自体は下がってたと思います。
ボス戦は特に顕著でしたね。
私の場合は何故かHP低いバーバラばかり狙われるので苦戦してましたが(^^;
感想は続きからどうぞ。
一人魔王に立ち向かおうとするハッサンは、唐突にムドーに話し掛けます。
武闘家になりたいという「夢」を持っていたハッサンですが、奇しくもそれはムドーの手によって叶えられました。
しかしそれは現実から逃げていただけに過ぎない事に気付き、本当の意味で「夢」を叶える為に彼は「理想の自分」を捨てたのです。
本当の「夢」を思い出したハッサンは同時に「技」を思い出したようで、渾身の一撃をムドーに放ちます。
「技」の時間を稼ぐ為にムドーの魔の雷をボッツが身代わりになって喰らったりとかなり熱い展開が繰り広げられますよ。
そして必殺の正拳突きがムドーに炸裂!
魔王の身体に風穴を開け、致命傷を与える事に成功します。
するとムドーは死を悟ったのか驚くべき真実をボッツ達に語り出します。
なんと夢を喰う魔王は他にもおり、その者達は自分より強いというのです。
ゲームでは旅の途中で知る事になる他の魔王の存在ですが、漫画では早くにそれを知る事になるんですね?。
さらに魔王の強さの質を食べていた夢の種類とムドーは言い、ムドーはダーマ神殿の「知識の夢」を力の源にしていたようです。
他の魔王の居場所を訊こうとするボッツ達ですが、ココでムドーが最期の足掻きを見せます。
ゲームではもちろんメガンテなんて唱えませんが、漫画版ではこれによりさらにピンチに陥る展開が面白いです。
ボッツ達を道連れにしようとするムドーですが、それを防いだのは意外な人物でした。
ボッツ達を魔王城へ導いた黄金の竜が現れ、メガンテの呪文を掻き消してくれます。
その瞬間にボッツは最後の力を振り絞り、ムドーにトドメを刺すのでした。
戦いが終わった途端、ボッツ達は気を失った模様。
目が覚めると見知らぬ神殿の中に居ました。
そう、そこはダーマ神殿!
ダーマの大神官に迎えられたボッツ達はムドーを倒したお礼にダーマの知識が詰まった本を渡されます。
漫画ではこれにより職業転職が出来るようになっているようです。
ボッツは勇者を目指し、ハッサンは念願叶って武闘家に。
ミレーユは魔法使いでチャモロは僧侶を極めるつもりのようです。
ちなみにバーバラは踊り子を選びました(^^;
漫画のバーバラはかなりミーハーな性格ですねw
ルーラでレイドックに飛んだボッツ一行は王様にムドーを倒した報告をします。
新たな旅に出る前に折れたはがねの剣の代わりとなる剣を所望すると、提供された「破邪の剣」でボッツはなんと王様と試合する事に!
王の意図が分からぬまま戦うボッツですが、次第に見覚えのある記憶を取り戻します。
それはかつて同じように父と試合した記憶でした。
自分がレイドックの王子である事を思い出したボッツですが、未だ魂と肉体が離れている事を考え本当の意味で息子と名乗る事は出来ません。
これによりボッツは本当の自分を探す旅を始める事になります。
ココから漫画版はゲームとは大きく異なった道を歩み始めます。
まずパーティが二つに分かれ、ボッツとバーバラは失った肉体と記憶を探す旅を、ハッサン&ミレーユ&チャモロは他の魔王の居場所を探る旅をそれぞれする事になります。
ストーリーの順番も大きく変更され、最初にフォーン城のカガミ姫イベントをこなすボッツ組です。
ミラルゴ戦もオリジナル設定があり、イリカ姫を想うあまり邪になった心に魔物が住み着いたせいで千年も生きれる魔物になってしまったようです。
またイリカ姫も一方的にミラルゴを嫌わず、どんどん心が醜くなっていったミラルゴに心を痛めていたというとても優しいお姫様になってて良かったですね。
一方でハッサン組は情報を求めモンストルの村へ向かいます。
その途中、ミレーユは温泉を見つけ一人お風呂に浸かる事に♪
ミレーユの温泉サービス漫画版ではミレーユは良いお色気要因ですね(^^;
気持ち良く温泉に浸かるミレーユですが、そこに先客が居た事を知ります。
漫画版アモスはイケメンだな?。
ココでアモスがモンストルに伝わる伝説を語りますがそれもゲームとは大きく異なります。
性格もゲームでは実直な兵士然としていたアモスですが、漫画では如何にも女性にモテそうな口の上手い好青年のようですね。
ミレーユのおっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚裸の付き合いをしたせいか、モンストルに着いた後もミレーユはアモスと仲良くします。
それが面白くないのはミレーユに片想いをしてるハッサン。
分かり易いヤキモチを焼いてモヤモヤした気分が収まらないハッサンは漢らしくアモスに勝負を挑もうと夜中に宿を飛び出します。
しかしそこで見たのはアモスの変わり果てた姿でした。
後からミレーユとチャモロが来て、村の中に突如現れたドラゴンを倒そうとします。
しかしハッサンはそれを止め、翌日も二人とは別行動を取ります。
宿屋の主人がアモスの真実を語りますが、ゲームとはかなり違いますね。
漫画ではミレーユ似のお姫様を巡ってアモスが魔獣モンストラーと死闘を繰り広げ、死に掛けたアモスが生きて姫の下へ帰る為に魔獣の魂を使ったせいで変身するようになったようです。
さらに悲惨な事にアモスは化け物となった姿を姫に拒まれた途端赤子になってしまい、それから成長と退化を繰り返して何百年も生きて来た模様。
気の遠くなるような長い年月を呪いで苦しんでる事が明かされます。
それを聞いて一人モンストル北の山へ向かったハッサンはそこで手に入れた「理性の種」をドラゴンとなったアモスに飲ませますが、それでもまだ呪いは解けません。
アモスに本当に必要なのは姫の愛だと気付き、ミレーユに彼を受け入れるよう言うハッサンが漢らしくて良いですね。
真実を知り理性を取り戻したアモスですがハッサン達の旅には同行せず、今まで自分を支えてくれた村人の為に暮らす事にするのでした。
以上二つのお話の後は最低限のイベントのみでストーリーが進みます。
スライム格闘場、クリアベールの空飛ぶベッド、ホルストックの魔法の鍵、ペスカニのマーメイドハープ、ベストドレッサーの綺麗な絨毯などは数コマで簡単に消化されてます。
一年近くバーバラとほぼ二人きりで過ごしてるボッツ。
彼女の前ではなるべく平静な顔を保ってますが、やはり異性として意識はしているようですね。
二人のラブコメはココから徐々に加速します♪
胸騒ぎがして下の世界のライフコッドに向かったボッツ。
そこでもう一人の自分と再会しますが、ゲームと同じように合体を拒まれてしまいます。
漫画ではその理由がより詳細に描かれており、もう一人のボッツがお城での生活に嫌気が指していた事が分かります。
だからこそライフコッドでの生活を「夢」見ていた訳なんでしょうね。
ボッツはいつまでも「夢」にすがっているもう一人の自分に喝を入れますが、さらに漫画ではもう一つ合体出来ない理由があるようです。
それは自分のせいで妹・セーラを死なせてしまった事。
ゲームでは病死でしたが、漫画では直接その原因を作った事になっています。
話は平行線で進みますが、ココで緊急事態発生!
ライフコッドの村が魔物に襲われ大きな火の手が上がってるのを見つけます。
気になる所でまた次巻へ。
ムドー戦が終わるとストーリーは急加速します。
一巻毎に魔王戦があり、無駄なくシナリオが進んで行きますよ。
ガンディーノとか余計な所は完全無視です(^^;
メインストーリーもキャラの心理描写を重視し、オリジナル展開も絡めてるので非常に面白いです。
今巻ではカガミ姫とアモスの話が良かったですね。
二つとも感動的な仕上がりになってました。
さらにラブコメもちょこちょこ挟んでるので楽しめます。
まぁ、個人的にはミレーユの温泉サービスがあっただけで大満足ですけどね♪
関連記事:
魔王ムドーとの決戦!(やっと半分)「ドラゴンクエスト 幻の大地」第5巻ヒロイン達とのラブコメにも注目♪「ドラゴンクエスト 幻の大地」第4巻爆裂娘・バーバラ登場!(パンチラ)「ドラゴンクエスト 幻の大地」第3巻テリーのオリジナル外伝ストーリー「ドラゴンクエスト 幻の大地」第2巻もう一つのドラクエ6!漫画「ドラゴンクエスト 幻の大地」第1巻
- 関連記事
-
コメント
とある人
バーバラ可愛いわ
2010/03/21 URL 編集
0時
作者の趣味のためバーバラの可愛さが増してますよ。
2010/03/23 URL 編集