こんなエロ可愛い義姉が私も欲しい!ヤングエース連載中の五十嵐藍「鬼灯さん家のアネキ」第1巻の感想です。
ネットの感想見て面白そうだったので買ってみました。
タイトルの「鬼灯」は「ほおずき」と読みますが最初読めませんでしたよ(^^;
血の繋がってない姉と弟のちょいエロシスコンラブコメディだそうで、義姉のエッチな悪戯に振り回されて散々な目に遭う弟が非常に面白いです。
本編は4コマ+1ページコミック形式になっており、短いストーリーから少し長めのストーリーまで楽しめます。
感想は続きからどうぞ。
まず本作の特筆すべきは姉貴である鬼灯ハルの個性の強さですね。
悪戯好きで弟の吾朗にエッチな誘惑を仕掛けてはドギマギさせてからかうのが趣味のようです(^^;
しかも吾朗が自分に好意を寄せてる事を知りながらやってるから性質が悪いですよw
そして何と言っても可愛い!
こんな可愛い姉貴がエッチに迫って来てさらに血が繋がってないんだから吾朗としては欲求不満が溜まって当然です。
鼻だけでなく口や耳からまで血を噴き出して姉貴への情欲を我慢するシスコンな吾朗がウケます。
ハルの悪戯は本当に性質が悪く、時には裸になって誘惑して来るから吾朗としては堪ったものじゃありません。
本気で誘惑してるならともかくあくまで悪戯・冗談だから尚更性質が悪いですね。
これで血が繋がってるならまだ吾朗も我慢出来ますが、そうでないから彼女を好きな身としてはまさに蛇の生殺し状態な訳です。
弟の前でパンチラしたり裸エプロンしたりノーパンになったりと、身体を張って悪戯するハルの執念がある意味凄いです(^^;
さらに吾朗に想われてる事を利用して彼氏が出来たとか、生理が来ないとか嘘ついて混乱させるのが酷いですねw
他にはある事ない事言いふらして弟を変態キャラに仕立て上げたりとやる事がえげつないです。
しかしそれも全て弟への愛情あってのもの。
本当は吾朗が大好きで悪戯するのはその裏返しなんでしょうね。
もちろん自分が楽しむ為もあるでしょうが、吾朗をからかってる時のハルは実に幸せそうな顔をしてますよ。
それが分かってるから吾朗も姉貴を嫌いになれないんでしょうね。
物語を彩るのは姉貴・ハルや弟・吾朗だけでなく、他にも面白いキャラがいっぱい居ます。
もちろん中心はこの二人であり、ハルのエッチな悪戯やエロ妄想して鼻血を出しまくる吾郎が一番笑えると思いますが。
それにしても熊と戦わされたり崖に落とされたりと命の危険に晒されてるにも拘らずハルを想い続ける吾郎の愛が凄いですね(^^;
ハルの友人は主に三人居ますが、その一人である京ちゃんも鬼灯家姉弟に振り回される憐れな人物です。
女の子なのにボーイッシュな顔立ちのせいで吾朗に姉貴の彼氏と勘違いされ激しい嫉妬心をぶつけられる破目になるから悲惨ですね。
しかもそれをハルに利用されてさらに誤解を植え付けてしまうし(^^;
ハルはハルで京ちゃんの家に泊まる時に肩を揉んで貰って喘ぎ声を吾朗に聞かせるとかホントやる事がえげつないですw
好きな娘のこんな声を聞かされたは男は発狂モノでしょうね。
さらに個性的なのはハルの友人の美咲。
吾朗に惚れてしまったうえ、ハルがどんなに弟を変態扱いしても嫌わないという奇特な女の子です(^^;
しかもドMで吾朗に激しく責められたいとエロ妄想するばかりか、媚薬を飲ませて凌辱して貰おうとか考えるこれまた変態キャラですよw
挙句の果てに自分で媚薬を飲んで吾朗を犯そうとしたりと暴走しまくってて笑えます。
ハルに怒られるのも関係無しにエロ妄想しては鼻血を出す美咲が面白いです。
とにかく本作の見所はハルのエッチな誘惑や悪戯に振り回される吾郎とのやり取りに尽きますね。
裸を見せるのはしょっちゅうで時には肌を密着させたり強引に唇を奪って来るハルがエロ可愛いです。
吾朗が見悶えてるのを見てはニヤニヤ笑ったり声を上げて爆笑するハルですが、ちゃんと優しい一面もあるのがまた良いんですよ。
吾朗が不良に絡まれた時はちゃんと助けてあげるし、寝ている所を悪戯止めて風邪引かないようにしてあげたりと姉貴としてやっぱり弟が可愛く思ってる事が分かります。
何よりいくら弟と言えども普通好きじゃない相手にキスなんてしませんからね。
血が繋がってない姉弟な為、今後両想いになる可能性もある訳ですから読者としてはよりエロい展開への方向性を期待してしまいます。
「キスシス」と若干設定が似てますがこちらは義姉が期待を持たせつつ弟の好意をかわしてるのが何ともモヤモヤ感を醸し出してますよ。
そんな自由奔放な姉貴ですが、弟に見知らぬ女の子が近付いて来たとなると話は別です。
自分の悪戯が切っ掛けで吾朗がクラスメイトと仲良くなってしまい、自分に内緒でデートしてるのを知って思わず後を付ける所が年相応の女の子らしいですね。
その後のハルは面白いくらい不機嫌になり、心ココに在らずな感じな所が実に分かり易いな?と思いました。
その結果明らかにヤキモチ焼いて吾朗を問い詰めたり、さらには悪戯抜きでキスしようとしたりといつもの姉貴らしからぬ行動を取るハルが見れますよ。
なんだかんだでハルも吾朗の事が好きなんでしょうね。
他の女の子に取られそうになってちょっと焦ってしまったんでしょうか。
本作で注意しなければならない所はハルは「姉貴」であって「お姉ちゃん」では無い事。
そう、ハルとは別に吾朗には血の繋がった実の姉・楓が居るのです。
恐らく生みの親が離婚してるんでしょうね。
楓は吾朗とは別に暮らしてるようで、ハルの事を余り好きではない模様。
現実の姉のように弟とはベタベタせず、ハルと吾朗の仲の良過ぎる関係を気持ち悪いと思ってるようです。
ハルも楓は苦手のようで色々と確執を見せてました。
こうして見るとやっぱり楓と吾朗のような関係が普通の姉弟に感じてしまいますね。
終盤はちょっとシリアスもありましたが全編通してコメディが面白く凄く笑えました。
何よりヒロインが魅力的で、エッチな悪戯や誘惑をして来る事も然る事ながら時折見せる笑顔が物凄く可愛いんですよね?♪
こんな可愛い姉貴にされるならどんな酷い悪戯でも許してしまいますよ。
しかも血が繋がってないんですから男としては期待してしまうのも当然でしょう(^^;
裸で迫って来たりキスしてくるハルみたいな義姉が私も欲しいです。
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