なかよしで連載されたの上北ふたご「スマイルプリキュア!&スイートプリキュア♪おはなしブック!」の感想です。
毎年恒例の漫画版プリキュア下巻が今年も刊行されました。
いつも新シリーズの直前に発売されるので予習にもなるし、前シリーズの復習にもなるので持って来いです。
またアニメとは一味も二味も違った物語が楽しめるのでお得ですね。
さすがに9人になると表紙が華やかだな(^^;
ん〜、やっぱりアコちゃんが一番可愛い♪
明日から放送となるスマイルプリキュアはプリキュア5以来の5人戦士です。
今回のテーマは「笑顔」と「ハッピーエンド」だそうな。
色の配色は5の時と変わりませんがスマプリは全員に魔法属性が備わっています。
ハッピーが光、サニーが火、ピースが雷、マーチが風、ビューティが水&氷と言った具合です。
それぞれの属性の力を駆使して悪と戦う訳ですね。
まぁ5でも火属性や水属性はあったけどね(^^;
属性戦士という事でそれぞれの相性とかも戦闘に活かして欲しい所。
火と風、水と雷だと相性良いですが火と水だと逆に悪くなってしまうとかあると面白そうです。
今巻にはなかよしで連載中の漫画版第1話が収録されています。
アニメが始まる前にちょっとだけ予習が出来るのでお得です。
スマプリのコスチュームの特徴としてはスカート+スパッツという組み合わせでしょう。
という事はついにスカートの中が見れるという事か(*´д`*)=3
また頭やイヤリング、肩に羽根の飾りが付いてる所がポイントです。
では早速漫画の感想をば。
主人公の星空みゆきはハッピーエンドな物語が大好きな中学2年生の女の子です。
ある日突然絵本の中から出て来た妖精キャンディにプリキュアになってメルヘンランドを救って欲しいとお願いされます。
メルヘンランドはバッドエンド王国と呼ばれる悪い敵に狙われており、奴らから世界を救うにはキュアデコルというアイテムを集める必要があるんだとか。
転校先の学校で仲良くなったクラスメイトの日野あかね、黄瀬やよい、緑川なお、青木れいかも巻き込んで伝説の戦士プリキュアとなってハッピーエンドな未来を守ろうとするみゆきです。
それぞれの特徴としてみゆきは夢見がちでノー天気、あかねはツッコミ気質の関西人、やよいは引っ込み思案なオタク少女、なおは正義感溢れる体育会系、れいかは委員長タイプのお嬢様と言った所で実に個性豊かですよ。
今回は五人の年齢が同じなので和気藹々とした雰囲気を楽しめそうですね。
取り敢えず関西人は不人気キャラになるだろうなw
スマプリの変身アイテムはキュアパクト。
コンパクト型のアイテムで「プリキュア・スマイル・チャージ」と叫んで変身します。
やよいがキュアハッピー、あかねがキュアサニー、やよいがキュアピース、なおがキュアマーチ、れいかがキュアビューティです。
ちなみにピースのじゃんけんは毎回変わるそうな(^^;
声優はやよいが福圓美里さん、あかねが田野アサミさん、やよいが金元寿子さん、なおが井上麻里奈さん、れいかが西村ちなみさんと誰でも一度は聞いた事あるような有名な声優ばかりです。
新人は田野アサミさんくらいですが既に「トリコ」のリン役でデビューしてるので聴き覚えがある人も多いでしょう。(サニーの妹がキュアサニーとか出来過ぎw)
ちなみに福圓美里さんと西村ちなみさんはプリキュア二度目の出演で主役抜擢です。(過去にもそういう例は結構多いですが)
今回のザコ敵はアカンベエという名で文字通り舌を出して襲い掛かって来ます(^^;
ハッピーの必殺技「プリキュア ハッピーシャワー」が炸裂して敵を撃退してました。
5の時と同じように最初は一人ずつピックアップしていくのかな?
そして青で変身失敗するとw
早く五人が活躍する所を見たいものです。
スイートプリキュア後編の感想は続きからどうぞ。
失われた絆を取り戻す物語「スイートプリキュア♪」。
漫画版後編は第8話〜第12話と描き下ろし最終話が収録されています。
前編はキュアビートが仲間になった所で終わりでしたが、これまでセイレーンとして敵だっただけに中々メロディ&リズムに心を開けません。
プリキュアになってもこれまで犯して来た罪が消える訳ではないとバスドラ達に言われてしまい、それを自覚して独り落ち込んでしまうエレンです。
戦闘でも迷いがあるせいで不協和音が生まれてしまいかえってメロディ達の足を引っ張ってしまう場面なんかもありました。
でもそれを響達や音楽が癒してくれます。
迷った時は心の音楽に従えば良いと教えられ、エレンは己の心の赴くがままにキュアビートとして戦う事を決めますよ。
エレンの結論は過去の過ちを認め、全てを受け入れたうえで罪を償うというものでした。
ハミィが「幸福のメロディ」の歌い手に選ばれた事で激しい嫉妬心が生まれそれを利用されてしまった事を打ち明け、己の心の弱さを認めてこれからは隠し事をせず本音で語り合える友達になりたいと誓うエレンです。
例え喧嘩しても相手を思いやる気持ちがあれば必ず仲直り出来ますしね。
響と奏が幼馴染の絆を取り戻したように、エレンもハミィとの絆を取り戻す事が出来たようです。
もっとももう猫の姿には戻れないんですけどね(^^;
セイレーンの肉球を触りたかったと奏は泣くほど残念がってましたよw
魔響の森でヒーリングチェストを手に入れたメロディ達はクレッシェンドトーンの力を借りる事により絶大なパワーを得ます。
音吉さんがクレッシェンドトーンと知り合いと知って響達も相当驚いた様子ですね(^^;
これでもうメフィストも怖くないと張り切る響達を余所に、キュアミューズは何故か不安な表情を隠せません。
そんな時、バスドラ達が襲って来てヒーリングチェストを奪われてしまいますがそれをミューズが取り返します。
しかしミューズはそれをすぐにメロディ達に返そうとはしません。
ミューズの事情を知ってるクレッシェンドトーンは彼女の気持ちを汲み、メロディ達を信じる事が最善の道だと優しく説きます。
三人が敵を憎む事無く“悪の心”そのものと戦ってる事に気付いたミューズは彼女達なら彼を救ってくれると思ったようですね。
アコに戻って響達にこっそりヒーリングチェストを返すミューズでした(^^;
アコちゃんブヒイイイイイイイイイイ!!!!!やっぱりミューズが一番可愛いな〜(*´д`*)=3ハァハァ
メフィストとの決戦でついにミューズは正体を露わにします。
メフィストがアコの父親でメイジャーランドの国王だと知ってメロディ達は驚き、彼女が何故正体を隠してメフィストを守ろうとしたのか理解しますよ。
娘の言葉にメフィストも心動かされますがノイズの支配からは中々逃れる事は出来ません。
しかしそこにアルフロディテが来て母娘でメフィストを抱き締めます。
家族の愛情がノイズの呪縛を打ち砕き、メフィストは元の姿に戻る事が出来ました。
アニメでは娘との思い出が切っ掛けでしたが、母と娘二人の想いでメフィストの心を救うという漫画ならではの感動的なシーンが素晴らしいですね♪
家族の絆を取り戻したアコの姿を見た響は少し羨ましくなり、帰ってからパパとママに感謝と愛情を捧げてましたよ。
音吉さんからノイズの正体やアコがミューズとなった経緯を聞いた響達。
何故今まで隠していたかというと・・・単にハミィが言い忘れてただけだったそうなw
正体を明かした後も変わらずツンデレなアコが可愛過ぎますね♪
そういえばアニメのハロウィン回のアコの可愛さは凄まじかったわ〜(*´д`*)
小学生プリキュアは最高だぜえええええ!!!もうこれからは全員小学生のプリキュアとかやって欲しいわぁ(*´д`*)=3ハァハァ
ある日怪我していた所を助けた小鳥のピーちゃんがノイズだと判明しアコはショックを受けます。
責任を感じて一人でピーちゃんを倒そうとするものの、メロディ達にこれからはもう一人で全部背負わなくて良いと言われて考えを改めるミューズです。
四人で力を合わせればどんな困難でも乗り越えられると教えられ、四人の絆で皆の笑顔を取り戻してみせるとプリキュア達は結束を固めます。
クリスマスは調べの館でコンサートを開きます。
サンタコスの響達が実に可愛いですね♪
しかしそこにファルセット達が現れ、町の皆を人質にしてキュアモジューレに宿るハートのト音記号を渡すよう脅迫して来ます。
皆の命には代えられないとハートのト音記号を渡しますが、そのせいで「不幸のメロディ」が完成してしまいノイズが復活するから大変です。
これなんてポケモ(ry
ついに復活してしまったノイズにより世界中の人間が石にされてしまうから最悪の展開になってしまいます。
その後ノイズはメイジャーランドに向かうものの、プリキュアの力を失ってしまった響達は戦う事が出来ません。
それでも絶対に諦めたくないという気持ちが奇跡を呼び、伝説の楽譜の力によってキュアモジューレが復活して変身する事が出来ました。
心に音楽がある限りプリキュアの力は何度でも甦るようですね。
皆を元に戻す為に、世界に音楽を取り戻す為にノイズとの最終決戦に挑むメロディ達です。
連載分はここで終了でした。(ネタバレ防止の為)
ここからは描き下ろしの最終話です。
最終形態の
フリーザノイズの絶大な力によってメイジャーランドの人々も石化されてしまい、メロディ達もボロボロに倒されてしまいます。
それでも彼女達が諦めなかったのはやはり音楽がいつも傍に居てくれたからでした。
響が幼い頃に両親と奏でた思い出の音楽がプリキュアに力を与えてくれますよ。
音楽があったお陰で響は奏と仲直りが出来、エレンはハミィと仲直りが出来、アコは両親と再会する事が出来たからです。
音楽を愛する心が絆を強め、人を笑顔にすると信じる四人の想いが奇跡を呼びます。
クレッシェンドプリキュア、大・変・身!最後はアニメと同じようにクレッシェンドキュアメロディに変身してノイズを倒します。
お陰でハミィの活躍の場は全くありませんでしたけどねwww
その後「幸福のメロディ」によって石化された人々は元に戻ります。
もちろんノイズは消滅する事はなく、ピーちゃんに生まれ変わって響達と共に生きる事になります。
漫画版のラストシーンはなんと一年後!
翌年のクリスマスに四人でバンド演奏をした事が分かります。
響がキーボード、奏がドラム、エレンがギター、アコがベース担当のようです。
けいおんネタどこかでやるとは思ってたけど最後の最後でやるとは思わんかったわ(^^;
中書きの上北ふたご先生のコメントが泣けるなぁ・・・。
震災で辛い日々が続いた中、スイプリのお陰で子供達に笑顔と元気を与える事が出来たと思います。
私もスイートプリキュアには特別な思い入れが出来ました。
音楽で“絆”を取り戻す響達の姿を是非とも見習いたいと思いましたよ。
決して取り戻せないものも世の中にはあるけれど、目に見えない“絆”はどんな事があろうとも必ず取り戻せると信じています。
一度は失った友情、家族の“絆”を諦めずに信じ続けた響達の活躍に励まされた一年間でした。
スマイルプリキュアも是非とも見る人の心に“笑顔”をもたらす作品になって欲しいです。
とにもかくにもアコちゃん最高に可愛かった♪
まったく小学生プリキュアは最高だぜ!
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一尉
2012/02/05 URL 編集