ヤングアニマル連載中のきづきあきら+サトウナンキ「うそつきパラドクス」第4巻の感想です。
藤森邪魔www!オリラジの藤森慎吾も本作に嵌ってるようですね(^^;
何気に藤森とは生まれが一日違うだけだから親近感湧いたり湧かなかったり?
ってかお前のせいで栖祐のお尻が隠れてるんだよおおおおお!!!
絶対この帯無い方が売れるわヽ( ̄□ ̄)ノ
さて、前巻で八日堂との浮気関係に終止符を打った栖祐は名古屋の彼氏の下へ向かいます。
ついに名古屋の顔が判明する訳ですが、今巻は主に二人の出逢った頃のお話です。
一体どういう経緯で付き合い、どういう経緯で浮気する事になったのか?
感想は続きからどうぞ。
未練がましく関係を繋ぎ止めようとする八日堂に酷い言葉を言って振った栖祐。
描き下ろしでアパートから出た所の様子が描かれており、本心で言った事ではないと分かりますよ。
涙を流して八日堂と別れ、名古屋に居る彼氏の下へ向かいます。
4巻にしてようやく名古屋の彼氏・大桑和樹の顔が判明しましたね。
八日堂よりはイケメンかな(^^;
今巻は大桑と栖祐の出逢いが中心に描かれており、時間は二人の大学時代に遡ります。
最初の切っ掛けは大桑の女友達・猪狩舞に栖祐を紹介された際、大桑の方が彼女に一目惚れしてしまった模様。
生まれつき女性に不自由した事が無い大桑でしたが、栖祐はそれまでには無いタイプの女の子で一瞬で心を奪われてしまったとか。
栖祐はいわゆる「守ってあげたくなる女の子」ですからね。
最初は生来の軽い性格の為嫌われていた大桑ですが、強引にアタックを続けた結果彼女を落とす事に成功します。
栖祐はそれまで男と付き合った事が無く(そもそも怖がりで男が苦手だった模様)、大桑に何度も好意を寄せられる内に惹かれてしまったようです。
不意打ちでキスされ身体を触られるも大桑の甘い言葉にすっかり魅了されてしまい、ついには初体験へと相成りますよ。
今巻のテーマは初体験のようで、描き下ろしページでは脇役達の初体験の様子が小説で読めるのがまた良いですね♪
初めての彼氏とセックルセックルイケメンだとこうもあっさりセクロスに持ち込めるのかよ・・・。
大桑の印象は男女によって意見が分かれるかも知れません。
一見すると「いい加減」「口が上手い」「お調子者」などの軽い男のイメージが浮かびますが、別の見方をすれば「誠実」「優しい」「一途」と真逆に捉える事も出来ると思います。
個人的にはその両方のイメージが思い浮かび、栖祐の事を本気で好きだけど他の女性からの行為も無下に出来ない優し過ぎる男だと感じました。
栖祐と付き合う事となった大桑は次に猪狩に頼んでWデートを仕込んで貰います。
かなり強引に済し崩し的だった為、栖祐はまだ大桑を好きと認めるのが恥ずかしいようですね。
ましてや初めての彼氏な訳ですし。
それでも大桑の為に少しでも彼女らしくなろうとエッチにも積極的に挑む栖祐です。
初めての彼氏にパイ○リ二回目のエッチでローションプレイ&パイ○リとかエロ過ぎ(*´д`*)=3ハァハァ
その後も大桑は色んな事を栖祐に覚えさせ、エッチな女の子に育て上げますよ♪
世の中の“少女”はこうやって大人の“女”になって行くんだろうな?(^^;
挙句の果てにはフェ○チオや騎乗位まで仕込まれすっかりエロい子になってしまった栖祐さん。
普通ならラブラブカップルで済む話ですが、栖祐が大桑との事をいちいち猪狩に報告するから問題が発生します。
大桑とは幼馴染みであくまで友達の猪狩ですが、案の定密かに大桑を想い続けていた模様。
まさか幼馴染みが親友と付き合う事になるとは思わず、二人の関係を表面では応援しながらも裏では苦々しく思ってる様子が分かりますよ。
順風満帆かと思われた栖祐と大桑の恋ですが、就職活動を切っ掛けに徐々に亀裂が入ります。
栖祐が早々と大手企業への就職を決めてしまい大桑は焦りを隠せません。
彼氏としては彼女より良い会社へ勤めたいと思うのは当然ですから無理も無いでしょう。
しかし努力とは裏腹に面接は全部落選し、大桑は栖祐には言えない弱みを幼馴染みの猪狩に話します。
するとそれを聞いた猪狩は自分の身体でストレス発散しないかと大桑を誘惑しますよ。
お、おう・・・ドロドロして来たな?(^^;
その場は冗談で済ませられた猪狩ですが、目の前で二人がエッチしてる所を見てしまい大桑への想いが爆発してしまいます。
その後、大桑は名古屋に就職が決まり栖祐とは遠距離恋愛となってしまいます。
離れ離れになるのを泣いて悲しむ栖祐をなだめ、帰って来たら結婚しようと決心する大桑ですが、猪狩に告白された事で大きく心を揺さぶられてしまいます。
普通の女友達なら突っ撥ねる事も出来たかも知れませんが、小さい頃から一緒に育って来た幼馴染みを大桑は傷付ける事が出来ません。
彼女の一度だけという願いを聞き入れエッチしてしまいますよ。
大桑に抱いて貰う猪狩ですが、その心までは手に入らない事を理解してる模様。
それが解ってるからこそ快楽で大桑を縛ろうとしてる事が痛いほど伝わって来ます。
浮気は一度きり・・・、栖祐には当然内緒と二人だけの秘密を共有する大桑と猪狩でした。
「ウソをつくのが上手になるのが大人になるということでしょう?」という猪狩のモノローグがなんともグサリと胸に刺さりますね(^^;
そして一度で終わらないのが大人の汚さです。
予告にも描かれてる通りその後何度も二人は関係を持ってしまい、それが栖祐にバレて現在へと繋がるようです。
大人の世界は嘘だらけですね(^^;
「愛」や「信頼」という言葉が霞んでしまいそうなドロドロとした恋愛でしたよ。
大桑の栖祐への想いは本物だったんでしょうけど、猪狩と関係を持った事で全てが薄っぺらになってしまった事が分かります。
余りにもリアル過ぎて読んでて胸が痛くなりましたね。
それでもページを捲る手が止まらないほど面白いから凄いです。
「俺だったらこんな純情で可愛い子が彼女なら絶対に浮気しない!」と多くの男性読者が思うでしょうが、それが出来ないのが悲しい男の性なんでしょうね。
「男は浮気する生き物」とはよく言ったものですよ。
同時に二人以上の女性から好意を寄せられる男に同情する気はありませんが、少しだけ大桑が憐れに感じてしまいました。
これはもう栖祐と寄りを戻すのは無理だろうなぁ・・・。
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