既刊本レビュー。
今回は「そらのおとしもの」第6巻です。
表紙はドジっ娘おバカエンジェロイド・アストレア!
アニメで放映された話が収録されてるのは今巻まで。
第9話の智樹タワーがそれに当たります。
アストレアが登場する話やシナプスに潜入する話は最初からやるつもりはなかったようですね。
第2期があるとするならば、そっちに取って置いたんでしょう。
どちらも凄く面白いので是非とも続編をアニメ化して欲しいですね。
感想は続きからどうぞ。
英四郎に任務の内容を知られてしまったアストレアは口を封じようとするも持ち前のドジっぷりであっさり失敗します。
さらに美香子に捕まって縛られるも、ココで腹黒女がとんでもない事を言いやがります(^^;
美香子は智樹抹殺に協力すると嘘を付き、玩具代わりにアストレアで遊ぶつもりのようですw
すっかり騙されたアストレアは美香子の言う事を聞いて素直に従います。
そこで美香子が考えた作戦は日本古来の合戦を模して、智樹を始末しようというものでした。
まぁ、ただの雪合戦なんですけどね(^^;
男子チームと女子チームに分かれ、勝った方が一日相手を好きに出来るという条件を突き出す生徒会長・美香子。
これに男子は奮起し、一丸となって女子を打ち倒そうと躍起になります。
思春期の男の子が考える事なんてエロい事だけですよね?♪
勝負は腕力のある男子が優勢で進み、多くの女子を捕虜に従え智樹軍は邁進します。
ちなみにアストレアは自分で作った巨大雪玉に潰されてましたw
そはらも破れ、美香子軍は風前の灯です。
男子チームの勝ちも時間の問題かと思いきや、ココで意外な事態が発生。
男子の中のモテ男達が謀反を起こし、捕らわれた女子を解放して敵に回ってしまいます。
さらに合戦は壮絶を極めた戦いに突入。
男子の前にあの少女が復活して立ちはだかります。
荒ぶる雪の女王・そはだるま!でけえええええwww!
智樹に雪埋めにされたそはらが怒りの余り雪の精と融合→巨大雪だるまとなって男子を襲います(^^;
雪の暴君が繰り出す攻撃に男子は血みどろ、辺りは本物の合戦の如く地獄絵図と化しました。
勝負は当然、智樹達の負け。
身動き取れなくなった智樹を見つけたアストレアはチャンスとばかりに命を狙います。
しかし智樹にそれは誰かに命じられた事であって自分で決めた事ではないだろと言われてしまい、アストレアは思わず躊躇してしまいます。
迷いを無理矢理振り切ろうと剣を振り下ろすアストレアですが、そこにイカロス登場。
近接戦闘では自分の方が有利といえども、戦闘経験で圧倒的に負けてるアストレアは彼女に敵う筈がありません。
止むを得ず任務を放棄し、一度シナプスに帰ろうとするアストレアですが、このままではマスターにお仕置きされると考えて地上に留まる事になります。
斯くしてアストレアのサバイバル生活が始まったのでした。
英四郎と同じく河原で自給自足生活を送ってるようですね。
シナプスについて本格的な調査を始めた英四郎。
まずはニンフに頼んで智樹の夢に再びダイブします。
ついでにそはらも一緒に。
智樹の夢はシナプスに繋がっており、そこには空に浮かぶ人工都市が存在してました。
ハンググライダーを使って浮遊都市を渡り歩く英四郎とそはら。
都市というよりは町や村に近い感じですが。
やがてそこでエンジェロイド達が様々な仕事をしてる事を知り、そして何やら怪しげなドームの存在に気付いて中に潜入します。
中に入った英四郎を待っていたのは驚愕の出来事でした。
シナプスに居た筈の英四郎はいつの間にか地上に戻って来、さらに次々と風景が変わって様々な人間の声を耳にします。
そこである一人の少女の声を聞いた途端、英四郎は再びシナプスに戻って来ます。
ドームの中はカプセルに眠った羽を持つ人間がずらりと並んでました。
その一つに目を通した英四郎は恐るべき仮説を思い付いてしまいます。
そこに居たのはなんと先程地上で声を聞いた少女と瓜二つの女の子でした!
ふぉおおお(;´д`)これはまさかマトリクス的な世界なのか?!?
そこにハーピーが現れそはらが捕まってしまいますが、英四郎はあらかじめニンフに時間が来たら転送するよう言っておいたようで間一髪で難を逃れます。
地上に戻った英四郎はニンフに
「俺は現実か?」と訊ねますが、ニンフはそれに
「心配しないで、現実よ。アンタは」と意味深な言葉を返すのでした。
アニメ第9話でやった話は原作第25話が基になってます。(半分)
エロDVDを買う為お花見会場で出店を開く智樹ですが、珍妙な商品ばかりでさっぱり売れません(^^;
ニンフの力を借りるもホストクラブを作って調子に乗り過ぎた為、女性達から酷い目に遭わされてました。
最後はなんとか大儲け出来た智樹ですが、アニメと違って肝心のDVDは手に入らなかったようです。
アニメではイカロスの嘘がメインでしたが、原作ではニンフのツンデレがメインだったんですね。
智樹が女性にモテてるのを見てヤキモチ焼いたり、智樹の役に立ちたいと協力する姿は如何にも恋する女の子でしたよ♪
テストの補習を受ける事になった智樹。
同じくそはらも補習です。
ついでにニンフも暇つぶしに参加。
さらになんと生徒会長の美香子も一緒です。
「頭良い筈の美香子が何故?」と疑問に思いましたが、どうやら“道徳”の補習のようです(^^;
これには一同納得してましたw
クラスの女子にバカにされた事から何故か皆でクイズをやる事になった智樹達。
参加者は智樹、そはら、美香子、ニンフ、アストレアの5名です。
早押しにも拘らずそれぞれ苦手な問題を答えようとする為、皆間違えてばかりの結果になります。
間違えると様々なトラップが用意されており、特に女子はエロい目に遭ってました♪
ちなみに智樹には肥溜めが用意されておりますw
演算能力に長けたニンフが独壇場で勝ち上がるも途中から智樹が挽回。
ついにはニンフに並んで後一問で優勝という所まで這い上がります。
しかし最後に待っていたのは実に過酷な難問でした。
覗きますか?覗きませんか?例えクイズでも智樹は自分に嘘を付く事が出来ませんでした。
「覗きます」と答えた智樹は再び肥溜め行き(^^;
最下位になって女子全員からバカにされましたとさw
そんな様子をシナプスから見ていた智樹の夢の中の少女・ダイダロス。
すると彼女の家をニンフの(元)マスターがハーピーを連れて襲撃に来ます!
ダイダロスはシナプスの科学者のようで、なんとイカロス達第一世代のエンジェロイドを作った人物のようです。
イカロスを智樹の下へ送ったのもダイダロスのようですが、それを知ったニンフの(元)マスターは彼女に第二世代のエンジェロイドを完成させた事を告げます。
それは第一世代のエンジェロイドを遥に凌ぐ戦闘能力を持っているようで、それを使ってイカロスとニンフを破壊するつもりのようです。
オマケでエースアサルトに掲載された短編1つ。
美香子が暇を持て余して英四郎を連れて温泉を掘りに行きます(^^;
美香子のおっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚う?ん、本当に後半は美香子ばっかりサービスしてるな?♪
あと普通に混浴してる英四郎が羨ましいですよ(*´д`*)=3
今巻はかなり重要な伏線が登場しましたね。
「夢」はシナプスに繋がってという事は、その逆もまた然りという事で・・・。
どうやらシナプスの人間(?)が「夢」を通じて地上の人間として生活してるようですね。
何故そんな事をしてるのかは不明ですが。
ニンフの「アンタはね」の言葉が意味するのは親しい人物で現実ではない者が居るという事かな?
となると残りはそはらが美香子しか居ないんですよねぇ・・・。
二人の内どちらかが実在しない人物≒誰かが見てる「夢」という事なんでしょうか・・・。
今巻はさらにもう一つ、智樹の夢に出て来る少女・ダイダロスがイカロス達を作った人物だと分かりました。
さらにより凶悪なエンジェロイドが作られたようで、さらなる激しい戦いを予感させてましたね。
その辺はまた次巻で。
あと今気付いたけど、最近イカロスの出番が減ってる気がする(^^;
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コメント
B
2010/02/27 URL 編集