既刊本レビュー。
電撃マ王連載中の葉賀ユイ「ロッテのおもちゃ！」第5巻の感想です。
アニメはコミカルでちょいエロなラブコメの印象が強い本作ですが、原作の方は結構暗く重いシリアスな一面も持っています。
ロッテ達の住むユグヴァルランド王国は多種族国家の為比較的平穏ですが、他の国では戦争や差別などファンタジーならではの血生臭い設定もあるからです。
メルチェリーダの姉が権力争いで殺し合った事など汚い政治家達のやり取りなんかもあり、平和な日常の裏で悪党達が色々と画策してるので少し不安になりますね。
今巻登場する新キャラもそんな政治や差別に翻弄された辛い過去を持ちます。
もちろん大部分はエロコメディなのでアニメから入った人でも問題無く読めるでしょう。
感想は続きからどうぞ。
今巻登場する新キャラのクリエート・トレイディスはスヴァルトヘイズ国の闇妖魔族（ノートアールヴ）です。
しかもスヴェイン王の庶子（愛人の子）でシグルド達の義理の妹に当たります。
今回シグルドのロッテへの愛とヘルガの直哉への恋を成就させる為、ロッテ邸にメイドとして潜入調査する事になります。
クリエは黒髪のツインテールと褐色肌に大きな胸が凄く魅力的で、性格を表す明るい笑顔が実に可愛い女の子ですよ♪
人見知りしない性格の為すぐに皆と仲良くなったクリエは早速直哉の人となりを訪ねて回ります。
その途中ロッテが直哉を部屋に連れ込んで何かしようとしてると知り、これはいよいよ夜伽かと妨害工作を企てます。
ロッテと明日葉のお風呂サービス
やっぱり幼女の裸は最高ですね（*´д｀*）=3ﾊｧﾊｧ
プリンとしたロッテのお尻がエロ可愛いです♪
クリエのまん丸お尻ドアップロッテの部屋の屋根に上って妨害しようと企むクリエですが、足を滑らせ落っこちてしまいます。
それを直哉が受け止めますが、お陰で顔面騎乗されてしまいますよ♪
しかもクリエは昼間ノーパンの明日葉にパンツを貸していて何も穿いてなかった為、お尻丸出しで直哉の顔面にヒップドロップしてしまいますｗｗｗ
これは確実にオ××コまで全部見られてしまったでしょうね（*´д｀*）=3ﾊｧﾊｧ
クリエートのお風呂サービス今度は汚れた身体をお風呂で洗っていた所を直哉に覗かれてしまうクリエ（＾＾；
これでお尻もオ××コもおっぱいも全部見られてしまいました♪
初登場でこの扱いだからサービス良いですね〜。
アニメに登場しなかったのがホント惜しまれます。
直哉に裸を見られてしまったクリエですが恥ずかしいのとは違い、むしろ恐怖で怯えた顔をします。
それは彼女の肌の色に原因がありました。
クリエの身体の白黒コントラストは日焼け跡などではなく、妖魔族と闇妖魔族の混血の証だったのです。
長い歴史の中で何度も対立して来た妖魔族と闇妖魔族ですが、その合いの子である白黒肌の「まだら子」は両種族から忌み嫌われる存在であり、差別の対象となって酷い扱いを受けているという悲しい現実がロッテの世界にはあります。
クリエもその一人であり、王族の子でありながら人の目から逃れるような生活を強いられていたと分かりますよ。
現実の世界にあるような人種差別が妖魔界でも例外なく存在する事に一抹の哀しさを感じてしまいますね・・・。
混血とバレてまた嫌われると怖がるクリエですが、それを気にする事なく直哉が優しくしてくれて驚きます。
直哉に限らずこの国の人々は種族の違いなんかで差別したりしません。
それはひとえにあらゆる種族と子供を作れる夢魔族が代々国を治めてるからです。
さらにココでクーフレダの驚くべき過去が明かされます。
実はクーも妖魔族と闇妖魔族の混血で、しかも故郷のスヴァルトヘイズでは奴隷という身分だったのです。
今でこそ奴隷制度は廃止されてるものの裏では未だ人買いが横行しており、しかも混血のせいで扱いも悪く、クーも相当辛い人生を歩んで来た事が分かりますよ・・・。
ロッテに拾われて人並みの生活が出来るようになった事を心から感謝しており、この屋敷で働ける事が幸せだとクリエに話すクーです。
その後クリエはロッテやユーディットも最初から自分の正体を知っており、さらに潜入調査でやって来た事もバレてると判明します。
それでも彼女を雇ったのはクーに同じ境遇の友人を与えたかったからのようです。
皆の優しさに心から感謝し、クリエは引き続きメイドとしてロッテ邸で働く事になります。
ちなみにロッテと直哉の密会はただの耳掻きでした（＾＾；
食欲の秋という事で新作スイーツを食べに街へ向かうロッテ達。
そこを学園男子生徒の常連覗き魔二人組、ビャルケとカトウが追い掛けます。
なんでも占いで女子生徒がノーパンウォーキングすると出たようで、ロッテ達のスカートを捲ってノーパンかどうかを確認しようとします（＾＾；
さすがに直接捲れば即袋叩きなので仲間のニルスの忍術を使って遠くから風を起こし遠くから覗く事に。
丁度皆スカートを穿いており、一人一人順番に確かめて行きます。
お陰でスカートが捲れてパンツが見えるので眼福です♪
最後は明日葉、ミスト、そして謎の少女（笑）のスカートを一度に捲るビャルケ達。
果たして誰がノーパンだったかというと・・・なんと三人ともでした
しかし真ん中の黒髪美少女の股間に見慣れたイチモツが付いていた為、明日葉とミストの股間が全く目に入らず撃沈してしまいますｗｗｗ
折角幼女のオ××コが見れる所だったのに憐れですね（＾＾；
美少女の正体はもちろん女装した直哉です。
読んでた漫画の影響を受けてロッテは唐突にトーナメントバトルを開催します。
優勝者には賞金を与えると言い、直哉達を強制参加させて様々な種目で競わせる困ったワガママ姫です（＾＾；
中にはちょっとエッチな種目もあってエフィのおっぱいやゼルダのお尻が露わになってましたよ♪
決勝は直哉と明日葉の親子対決になるも大食い勝負で明日葉があっさり勝って優勝。
賞金の代わりにロッテと直哉の三人でお風呂に入り、父親と親友の恋仲を深めるのに一役買うという子供らしくない気遣いをしてました。
日常の合間に妖魔界の歴史のお勉強。
その昔、妖魔界と人間界以外にも異世界と繋がっていた世界樹ですが、その中の一つに黒妖魔界（スヴァルトアールヴヘイム）があります。
実は闇妖魔族は元々は黒妖魔界の住人で、現在妖魔界で暮らしているのは世界間の繋がりが途絶えた際に取り残された人達の子孫だそうです。
妖魔族と闇妖魔族が長年争って来たのは別々の世界の住人だからで、特に数の少ない闇妖魔族は妖魔族に虐げられた恨みを募らせてると分かります。
スヴァルトヘイズのスヴェイン王の活躍により現在は双方和解したものの、陰では未だ妖魔族への憎しみを抱き続け、いつの日か黒妖魔界に帰る事を願っている「回顧派」の闇妖魔族も居る模様。
しかもその連中を率いてるのがシグルドの兄・ルーリックだからロッテ達にも危険が及びそうで不安です。
世界樹の扉を開けるのは夢魔族か古妖魔族だけですからね。
さらにイニの話から興味深い情報を得られます。
それは直哉が男版の夢魔、淫魔族（インキュバス）である可能性です。
直哉の誰からも老若男女誰からも好かれる特性は淫魔族に似ており、もしそうだとしたら絶大な精力を持ってるのも納得が行くというもの。
しかも必ず母親の特性を受け継ぐ筈の夢魔族の娘である明日葉が父親に似ているのも説明が付きます。
それが事実だとして今後どういう影響を及ぼすかは不明ですけどね。
学園で特別講演する事になったメルチェリーダ。
講演後校長を誘惑したりと早速ビッチっぷりを見せてくれます（＾＾；
さらには直哉を体育倉庫に呼び出して学生服プレイをしようとするから淫乱過ぎますねｗｗｗ
しかもそこをユナ達に見られてしまい、あらぬ誤解を受けてしまう直哉でした。
ロッテとの会話など所々アニメに流用された部分もあります。
直哉が熱を出して看病する話はアニメ第9話でやりましたね。
原作ではクーとクリエのナースコスプレも拝めます♪
服に収まり切らないエフィのおっぱいも素晴らしいです（*´∀｀*）
股間が膨張して身悶える直哉きゅんがエロい！
これで既刊本レビューは全部終わりとなりますが、アニメとはまた違った面白さがあって原作も楽しめました。
クリエはとても魅力的なキャラだけにアニメで登場しなかったのが惜しまれます（＾＾；
アニメでは描写されなかったシリアスな面もあって非常に興味深い設定が多いです。
エロサービスも原作の方が結構過激な所まで描かれてるので見所ありますよ♪
アニメの方は今月発売のDVD/BDで終わりですが、漫画はまだまだ続くので応援し続けようと思います。
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