つぼみで連載された森永みるく「ひみつのレシピ」最終第2巻の感想です。
つぼみが休刊になってどうなる事かと思いましたがなんとか完結出来て良かったですね(^^;
男子にモテモテな美少女が真面目な女の子に恋をしてしまった物語の後編は初々しさ全開でお届けします。
ゆうこを好きになればなるほど奥手になってしまう若槻の純情な恋心が魅力的でニヤニヤが止まりませんよ♪
感想は続きからどうぞ。
女の子同士でセックル!セックル!( ゚∀゚)o彡゚妄想でゆうこと初百合エッチする若槻がエロい夏休みに突入して本格的に受験勉強を始めるゆうこに対し、若槻は料理部の合宿が楽しみで仕方なく何日も前から入念な準備を始めます。
これを機にゆうこと既成事実を作ろうと、初体験を期待して勝負下着やらコンドームやらあれこれ選ぶ若槻が露骨過ぎてウケました(^^;
妄想内ではコンドームを口で破く仕草まであり、ゆうこが如何にエッチに手馴れてるかが分かりますね♪
そんなこんなであっという間に合宿の日になりますが、そこにOGの神戸まで参加する事になるから早くも出鼻を挫かれる若槻です。
さらに合宿先のペンションが予想していたのとは違い完全な田舎の民宿だと判明してムードを壊され、さらに田舎ならではの郷土料理(虫料理)を食べる破目になり若槻の計画はことごとく潰されていきます。
イナゴの佃煮の制作過程を皆で見ていた所、その余りの凄惨さに耐え切れずゆうこは気絶してしまってました(^^;
沸騰したお湯にイナゴを生きたまま入れて茹でるとか今時の女子高生にはキツ過ぎるだろうな~。
ひょんな事から二人きりになりこれはチャンスとキスしようとする若槻。
しかしこれは流石に卑怯だと思い、また以前のように気軽にキスする事はもう無理だとして断念します。
気を取り直して合宿を再開するものの、若槻は元来のドジッぷりを発揮して次から次へと料理を台無しにしてしまいます。
予定していた花火も出来なくなり、急遽肝試しをする事になってゆうことペアを組むも自分の余りの不甲斐なさに落ち込んで親密になる所ではない様子です。
好きだからこそ役に立ちたいと思ってるのに頑張れば頑張る程空回りしてしまう若槻の乙女心が切ないですね~。
悪い考えばかりが頭を過り、自分はゆうこの傍に居ない方が良いのではないかとまで考えてしまってました。
悲しくなって泣きそうになる若槻ですが、二人で暗い夜道を歩いていたら突然ゆうこが手を繋いでくるから驚きます。
どうやら先に歩いた神戸が悪戯を仕掛けていたらしく、作り物の幽霊に驚いて森の中を悲鳴を上げながら逃げ回る破目になる若槻達です(^^;
そのせいで道に迷った挙句雨にも降られて樹の下で雨宿りする破目に。
なおも怖がるゆうこを落ち着かせる為「霊を追い払うにはイヤらしい事をすると良い」と言ってみると、意外にもゆうこは嫌がらず「しても良い」と返事するから思いがけない好機が訪れます。
こんな良いムードでキスしない手はありませんが、決して好き合ってるからするキスではない為に今回も断念せざるを得ない若槻です。
もう彼女にとってゆうことのキスはエッチ以上に勇気が居るものになってしまったようですね。
一方でゆうこの方はこれまで気軽にしていたキスを若槻がしてくれなくなってどこか物足りなさを感じ始めます。
夏休み明け、若槻が急に部活に出なくなりゆうこが心配して彼女の家を訊ねます。
好きな人の事で何かあったのではと勘ぐって質問すると、若槻は好きになり過ぎて辛くなって来た事を正直に打ち明けます。
もう以前のように気軽にスキンシップもキスも出来なくなり、また自分の不甲斐なさに落ち込んで傍に居るともっと迷惑を掛けてしまうと早くも諦めモードに入ってました。
それを聞いて若槻が本当にその子を好きだと知ったゆうこは告白してみなきゃ結果は分からないと返答。
そんなの無理だと駄々を捏ねる若槻に対し、売り言葉に買い言葉で自分がお手本を見せる事に。
するとゆうこはなんと不意打ちで若槻にキスをするから衝撃的です!
まさかの展開に若槻は一言も声を出せず、顔を真っ赤にして帰って行くゆうこを茫然と見つめるだけでした。
がゆうこが何故キスしたのか分からず頭を悩ませる中、翌日には普通に接して来るのを見て単に会話の流れから自分に合わせただけだろうと考える若槻。
しかしゆうこも内心は緊張しまくりの様子で、改めて若槻を好きになっている自分の恋心に頭を悩ませてました。
告白して好きな女の子に拒絶された時の怖さを身を持って思い知ったゆうこは自分の気持ちを伝える事が出来なくなり、結局二人の関係は今までと変わらず続いて行きます。
両想いになったのにすれ違ってばかりな若槻とゆうこの恋心が切ないですね~。
文化祭ではメイド喫茶を開いて大繁盛となるものの、これで三年生は引退という事でゆうことも会えなくなり一層寂しさが増す若槻。
悩んだ末に最後のお願いとして、バレンタインに一緒にチョコケーキを作って欲しいとゆうこに頼みます。
そしてバレンタイン当日。
ゆうこは若槻が好きな人に告白するのだろうと思って協力しますが、実は若槻が作っていたのはゆうこの大学合格祝いのケーキでした。
結局若槻はゆうこに告白するのを諦め、おバカな後輩として別れを告げようと考えた模様。
これ以上ゆうこの傍に居ても彼女に迷惑を掛け、自分も苦しいだけだと思い気持ちを伝える事は止めにします。
しかしゆうこは恋を諦めようとする若槻を見てそれは間違いだと指摘し、自分はダメでもちゃんと自分の気持ちを伝えると宣言。
若槻の為に作って来たチョコケーキを渡し、彼女への素直な想いを告白します♪
まさかの展開に若槻は動揺を隠せず、逆にゆうこの言葉が信じられなくなって混乱してました。
真面目でしっかり者なゆうこがおバカでドジな自分を好きになってくれる筈がないと、嬉しさと不安が入り混じって顔を真っ赤にして自分の気持ちを打ち明ける若槻が初々しくて可愛過ぎますよ(*´∀`*)
改めて両想いだと分かってからの二人がもう初々し過ぎて見ていてニヤニヤが止まりませんね~♪
顔を真っ赤にしながらも嬉しくてお互いを抱き締め合う所が最高でした!
もっとも若槻はすぐにゆうことエッチしようと押し倒してましたがwww
しかしゆうこにエッチは結婚してからと言われて渋々断念してましたよ(^^;
今はキスまでという事で二人で熱く唇を重ねるゆうこと若槻がとても幸せそうでした。
でもまぁその後も若槻は我慢出来ず何度かゆうこを押し倒してはエッチな事してるようですけどね
押しに弱いゆうこは恋人同士になってからも若槻に振り回されっぱなしのようです。
ゆうこのお陰で料理もすっかり上達した若槻が料理部を引っ張ってる為新入生にも上場の評判な様子。
特にゆうことの恋を結んだプチケーキは恋愛成就のケーキとして大好評となってました。
巻末には百合缶に掲載された読み切り「恋になる」が収録されています。
中学時代何故か自分と目を合わせてくれなかった女の子・岩佐と再会した夏目はその理由を問い質しますが、実は嫌っていたのではなく好きだったからこそ視線を逸らしていた事を知ります。
岩佐に告白された夏目はまずは友達としてメアド交換から始めようと言いますが、彼女の素敵な笑顔に一目で心奪われて好きになってしまってました♪
若槻のゆうこに対する切ない気持ちがひしひしと伝わって来てとても感動しました。
好きになればなるほど気軽にスキンシップ出来なくなる若槻の純情さが初々しくて堪らなかったです。
嬉しい事や楽しい事ばかりではなく苦しくて切なくて落ち込んでしまう所も彼女が如何に本気か分かって見ていて痛々しかったですね。
それだけにゆうこと両想いになれて心から幸せそうな若槻が見れて嬉しかったです。
悩み苦しんだ分だけこれからは二人でラブラブになって欲しいと思いますよ♪
今回も素晴らしい百合物語を見せてくれた森永先生に感謝!
関連記事:
モテ系美少女が堅物メガネッ娘に初百合恋♪「ひみつのレシピ」第1巻親友から恋人へ。名作百合漫画復活!「くちびるためいきさくらいろ」第1巻女子高生が裸でラブラブする百合温泉旅行♪「くちびるためいきさくらいろ」最終巻好きになったのは親友の女の子♪百合の至宝「GIRL FRIENDS」第1巻親友に恋した女の子の切なさが泣ける・・・!「GIRL FRIENDS」第2巻百合コミック界の最高傑作!「GIRL FRIENDS-ガールフレンズ-」第3巻女子高生が女子高生に恋をする♪「GIRL FRIENDS-ガールフレンズ-」第4巻最後は女の子同士セックル♪百合漫画界の最高峰「GIRL FRIENDS」最終巻
- 関連記事
-
コメント