パンツやブラが見えても恥ずかしくないもん！グランドジャンプ連載中の真倉翔×岡野剛「霊媒師いずな Ascension」第4巻の感想です。
今日も今日とて妖怪や悪霊退治に勤しむいずな。
今巻ではそのどちらともつかない古の怪異と対決する事になります。
一方で今回も現代社会の様々な悩みの中で霊に取り憑かれたサラリーマンやOLを助け続ける話が満載です。
その度に悪霊や妖怪と戦ういずなですが、毎回毎回少しやられては下着を晒すからお色気シーンも多々ありますよ♪
感想は続きからどうぞ。
まずはソーシャルゲームにハマった冴えないサラリーマンの話。
アバターを使って知り合った女性と恋人同士になったようで、すっかり仮想恋愛にのめり込んでしまってました。
こういう人は現実でも結構多そうですね（＾＾；
もっとも彼の場合は現実とのギャップが激しく、会社では仕事が出来ず上司に叱られ、見た目も平均以下で借金苦に陥っているから益々仮想世界に逃げる事になります。
その後仮想恋人にリアルで会いたいと言われた所でいずなが登場。
その女性に会わない方が良いといういずなの助言を無視して彼女に会うと、案の定悪霊で悍ましい顔と姿をしていた。
しかし彼女の愛は本物のようで、男を強引にホテルに連れ込んでゾンビのような顔と身体でセクロスするから物凄い光景が描かれていますよｗ
そこをなんとかいずなに助けられて難を逃れた男は、これに懲りてソシャゲにのめり込むのも程々にしようと考えを改めます。
バーチャルでの恋愛は本作でも何度か取り上げてますが、やっぱり現実との区別がつかなくなる程のめり込むのは止めた方が良いと訴えたいのでしょうね。
霊媒師達のおっぱい！おっぱい！（ ﾟ∀ﾟ）o彡ﾟ
聖なる夜にサンタコスプレでお色気サービス
これまで様々な霊媒師と出逢って来たいずなですが、今回で深夢と沙聖が初対面します。
初めこそ巫女とシスターという事で少し張り合ってましたが、二人ともおっとりした性格の為すぐに仲良くなってました。
そんな縁からいずな達は皆で児童福祉施設のクリスマス慰問をする事になり、サンタガールやトナカイのコスプレをして子供達を楽しませる事になります。
そ れ に し て も こ の お っ ぱ い ！
完 全 に 子 供 に 悪 影 響 だ ろ ｗ
霊 媒 師 と は 思 え ぬ こ の エ ロ さ
聖 な る 夜 に 破 廉 恥 過 ぎ る ！こんなエロ可愛い霊媒師が本当に居るなら妖怪や悪霊に取り憑かれてでも除霊して欲しくなりますよね（*´д｀*）=3ﾊｧﾊｧ
初めは拙い芸をしていたいずな達ですが、子供達が詰まらなそうにしてるのを見て路線を変更。
折角霊媒師が集まってるという事で霊能力を使って子供達に様々な霊体験をさせてあげます。
クダギツネや下級天使を見せたり、楽しい夢や昔飼ってたペットの霊を見せてあげたりと霊能力者ならではの一芸が素晴らしいですね。
これには子供達も大喜びして楽しんでました。
しかしその中で一人だけ全く楽しんでない女の子がおり、彼女が死んだ両親に会いたがってると知っていずなは気に掛けます。
自分も両親を失った経緯があるだけに他人事とは思えないようです。
また彼女が悲しんでるのは両親の死を乗り越えられない自分の弱さだと見抜き、幼い頃の自分と重ねて手助けする事にしてあげます。
彼女の悲しい気持ちを悪霊に取り憑かれてるせいだと言って目の前で退治してみせ、除霊するフリして女の子に勇気を与えるいずなが格好良過ぎますね～。
いちいちパンチラするから感動ムード台無しだったけど（＾＾；
次はモンスター上司を持つサラリーマンの話。
ブラック会社にも色々ありますが、待遇よりも人間関係が劣悪の方が働く意欲を削がれますよね。
自分勝手で怒りっぽい上司に辟易していた男に妖怪が取り憑き、彼のストレスを発散させて手助けを始めます。
それは彼がキレて上司に暴力を振るうと時間を巻き戻して何も起きなかった事にするというもので、それを利用して男は上司を殴ったり蹴ったりしてストレス解消の道具にしてました。
もちろんそれが妖怪の狙いであり、最終的に上司を殺させてからトンズラする算段だといずなは見抜きます。
それを知っても上司への殺意を抑えられない男でしたが、愛する娘からの誕生日メールを受け取ってようやく自分の愚かさに気付いたようです。
一瞬の怒りに囚われて人生を台無しにする事の愚かさを表現していましたね。
続いては幸せにならない為に人との関わりを断とうとするOLの話。
いずなは彼女に自分に取り憑いてる霊と話をさせて欲しいと頼まれます。
そこで現れたのは怒れる老人で、どうやら彼女はその老人を自分が殺してしまったとして罪の意識に苛まれてる模様。
前に勤めていた證券会社で老人の全財産を株に投資して大損失し、その直後に死んでしまった為それから毎日後悔していたと分かります。
罪を償う為に彼女は自分を気の済むようにして欲しいと言いますが、老人が何故か伊豆の温泉に連れて行って欲しいと言うから不思議がります。
てっきり自分の身体が目的かと思いきやそうではなく、本当に単純に旅行を楽しんでる様子だからさらに不可解です。
最後に彼女に自殺を促すと崖から飛び降りた所を助けてみせ、ようやく満足して理由を語り始める老人。
それによるとどうやら彼女は老人の死んだ娘に似てるらしく、生前叶えられなかった温泉旅行に行くという願いを叶えて貰っていたようです。
また株に失敗した事も怒っておらず、死んだのも普通に寿命だったと判明します。
それなのに娘に似た彼女が自分の人生を捨てようとしてるから怒っていた模様。
これからは死んだ気になって新しい人生を生きて欲しいと彼女に頼み老人は成仏していきました。
間違いを犯して反省するのは良いものの、後悔の念に囚われて人生をやり直す事を諦めてはいけないという教訓が伝わって来ますね。
今巻で登場する懐かしい妖怪はぬ～べ～第1話に登場した「癇の虫」です。
息子のお受験に奔走する妻を心配して夫が妖怪でも取り憑かれてるのではと心配していずなに助けを求めます。
有名私立校に入学させる為とはいえ、子供の気持ちを考えず厳しい躾けや勉強漬けの毎日を送らせるとか母の愛情を疑ってしまいますね。
しかしどうやら妖怪が取り憑いていたのは息子の方で、母の期待に応える為にお受験に合格しなくてはという気持ちを付け込まれてしまった模様。
そのせいで言いたい事も言えず我慢を強いられ、結果強いストレスから極限まで追い詰められてしまいます。
挙句お受験に失敗してしまい感情が暴走し、それに伴って妖怪も凶悪になっていずなも苦戦を強いられてました。
もうホント、毎回毎回良く脱げるな～と感心しますよ（*´д｀*）=3ﾊｧﾊｧ
最終的に自分の間違いを認めた母親のお陰で妖怪の力が弱まり除霊完了。
幼い子供に厳しい受験勉強を強いる親達への苦言を呈した形となってましたね。
次は妻が夜の相手をしてくれなくなり悩みを抱えるサラリーマンの話。
思い付きから愛人を作ろうとしますが、それには何十万というお金が居る事を知って諦めようとします。
するとそこに自ら愛人にして欲しいという若い女性が現れ、しかもお金は一切要らないというから男は跳び付きますよ。
健気に尽くしてくれる彼女にハマってすっかり愛人生活を満喫する男ですが当然そんな上手い話はありません。
案の定彼女は悪霊と分かり、生気を吸われてやつれていく男を見ていずなが助けようとします。
すると彼女は自らいずなの攻撃を喰らって除霊されるから驚きです。
どうやら彼女はかつて愛人生活にハマり過ぎて死んでしまったらしく、その時愛してくれた人に男が似ていた為近付いた模様。
しかし彼の優しさに改心して自分のように愛人生活に溺れないで欲しいと思ったようです。
彼女の悲しい愛を知って男も考えを改め愛人を作るのは止める事にしてました。
男の都合の良い時にしか愛して貰えない悲しい女性の切なさが身に染みましたよ。
今巻の目玉となる話は「八尺様」と呼ばれる謎の存在です。
ある日突然訪ねて来たオババの様子を怪しんで後を付けたいずなは、幼い頃故郷で八尺様に会ったという若い青年と知り合います。
その八尺様なんですが、オババの話では何百年もの昔から言い伝えられて来た存在ながらも正体は一切不明な模様。
八尺様は小さな子供を執拗に追い回して必ず死の世界に連れて行くそうで、彼を助ける為に昔何十人もの霊媒師が八尺様と対峙したそうです。
しかし結局八尺様を倒す事は出来ず、彼を村から逃がす事で最悪の事態を回避したとの事。
ところが村に張っていた結界が破れてしまい、街に八尺様が来てるというから大変です。
それを聞いていずなはオババと一緒に八尺様と戦おうとします。
しかし八尺様の力は凄まじく、オババとの二人掛かりでもまるで歯が立ちません。
頼みのオシラサマですら通じないというから相当強い事が分かりますよ。
というのも八尺様は人の心から生まれる妖怪や悪霊の類ではなく、もっと古代的で巨大な存在らしい為一人二人の霊媒師の力ではとても敵わないそうな。
どうやって倒したら良いか分からず焦りばかりが募るいずなは青年を連れて逃げる事しか出来ません。
するとそこをオババが村の結界を作っていた地蔵を持ち出し、地下に結界を作ってそこに八尺様を連れ込む作戦を取ります。
古の大巫女が作った地蔵の結界ならば八尺様を封じれる筈と、今度はリンも加わって三人で八尺様に挑みますよ。
全員で協力したお陰でなんとか八尺様を封印する事に成功し、青年は故郷に帰って無事家族を再会を果たしたようです。
オババの話によると八尺様は人知を超えた古の怪異、別の見方をすれば“神”とも呼べる存在だそうで、妖怪や悪霊とは次元の違う脅威との遭遇に肝を冷やすいずなでした。
ちなみに八尺様は
ネットで広まったホラーとして有名で、
画像検索すると何故か可愛いイラストばかりがヒットします（＾＾；
手強い悪霊、凶悪な鬼、犯罪者や悪の霊媒師など様々な敵と戦って来たいずなですが、いよいよ邪悪なる神とも相対する事になってバトルがより白熱してましたね。
次から次へと現れる強敵との戦いで生き延びる為にもさらなるパワーアップが必要とされそうです。
その辺はやっぱりジャンプ漫画だな～と感じます（＾＾；
でもまぁ本作の場合はバトル中にも服が破れてパンツやブラジャーが見えたりとサービスシーンが多々あるので別の意味でも楽しめますけどね♪
最近はいずなも慣れたのか下着程度は見られるのを恥ずかしがらなくなってましたよｗ
個人的に良かったのは今巻で沙聖と深夢が知り合った事でした。
二人ともサービス過剰なので今後は是非一緒にエロエロなシーンを演じて欲しいです！
まぁどっちも未成年キャラなので乳首はNGなんですけどね～。
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