ヤングジャンプ連載中のマドカマチコ「乙女のホゾシタ」第3巻の感想です。
ヒロインの真央が段々ふとましくなって来てる・・・（＾＾；
思春期男女のリアルな性事情と正しい性教育を描く本作ですが、次から次へと予想外の展開が続きます。
1巻でヒロインが痴漢に処女膜を破られるという驚きの展開がありましたが、今巻でまたもや悲惨な被害に遭ってしまいます。
さらに真央の妹・真矢もナンパ男に騙されて大ピンチに陥りますよ。
感想は続きからどうぞ。
前巻の引きで炎天下の中、体育用具倉庫に閉じ込められてしまった臍下先生（通称：熊）と真央。
真央だけでなく熊も熱中症に掛かり、一瞬気を失い掛けるという非常に危険な状況です。
それを必死に耐え、自分よりも真央の事を心配する熊の医者魂が立派ですね。
熊にとっては身体の痛みより心の痛みの方が耐え難いようです。
これで真央は完全に熊に惚れてしまったようで、ココから助かったら夏休みの花火大会を一緒に見に行きたいとおねだりしてましたよ。
スプリンクラーに気付いて警報を鳴らす事に成功し、鍵を開けて貰った熊は急いで真央を病院へ連れて行きます。
鍵を閉めた菊池達を叱りつける熊ですが、逆に授業参観で家族が辱めを受けた事を菊池が恨んでいたと知って自分にも非があったと責任を感じてしまいます。
そんなの逆恨みも甚だしいですが、結果的に自分の配慮の無さが真央を危険な目に遭わせてしまったと思った熊はある決断をするのでした。
色々と騒動はあったものの無事夏休みを迎えられた真央。
しかし寝ても覚めても考えるのは臍下先生の事ばかりのようで毎日退屈を持て余してるようです。
本人はまだ熊を好きだと気付いてないようですけどね。
その熊本人はというと女医の宝城と一緒に街頭でコンドーム配ってました（＾＾；
毎度の事ながら良くやるなぁｗ
偶然にも熊達を見つける真央ですが、宝城が熊のセフレと勘違いしてショックを受けてましたよ。
宝城に酷い嘘をつかれる熊が憐れですね。
真央としても好きかも知れない男にそういう関係の相手が居たと知って悲しかったんだと思います。
そんな熊と真央の間に入ろうとするのが野球部員の大地。
真央に気があり、なんとかデートにこぎつけるものの向こうは全くそういう意識が無くて苦労を重ねてる様子です。
思春期男子らしく初エッチまで持ち込みたいと気持ちばかり先走ってしまい、相手の気持ちを考えるという一番大事な事を忘れてしまってますね。
熊にもその事を指摘されてしまい、結局大した進展もないまま初デートは終わってしまいます。
逆に真央はセフレが誤解だと分かり、安心して帰路についてましたよ。
一方でオ○ニーに青春を賭けるペット系男子の獅子丸は家族が旅行に行って自由気ままな夏休みを満喫中。
賢者モードになると途端にエロに全く興味無くなるから不思議ですよね（＾＾；
無計画に生活していた結果、食費を使い込んでしまい餓死寸前になった獅子丸は路上で倒れてしまいます。
そこを助けたのはラーメン屋の娘・祥子で、ラーメンを恵んで貰った獅子丸は九死に一生を得ますよ。
そして別れ際に見た祥子の笑顔にトキメキを感じ、獅子丸に夏の恋の始まりを予感させてました。
TV画面のAV女優より身近な女の子の方がずっと魅力的ですよね♪
用具室での約束通り熊と一緒に花火を見に行く真央。
しかし中一の妹・真矢に浴衣を奪われてしまい、なんとしてでも見つけ出して奪い返そうと奔走します。
ところが真矢はプールでナンパして来た大学生の部屋にホイホイついて行ってしまい、男の本心に気付かずファーストキスを達成出来るかもとお気楽な様子です。
盛った男がもちろんキスなんかで満足する筈もありませんね。
女子中学生がレ○プされる寸前！案の定向こうはエッチする気満々で、真矢が中学生と分かってもお構い無しに犯そうとするから大変ですよ。
助けを呼ぼうにも花火の音で誰も騒ぎに気付かず、捕まって口を塞がれてしまいかなりヤバい状況です。
実際の性犯罪で被害に遭う少女もこういう風に騙されて犯されるケースが多いような気がするなぁ・・・。
嫌な予感を感じた真央は妹を心配し、その大学生の住むマンションまで熊と共に向かいます。
熊の機転で間一髪で真矢を救出出来、なんとか事無きを得ました。
こんな危ない目に遭っても全然懲りてない様子の真矢が強いですね（＾＾；
それどころか姉より先に熊とファーストキスを達成し、姉よりも早く大人の女になってみせると宣言してました。
これには熊も真央も呆れてましたよｗ
2学期になり堂々と熊と会えるようになって御機嫌の真央。
しかし保健室に行ってみると居たのは熊そっくりの別人でした。
新たに校医に赴任したのは熊太郎の双子の弟・虎太郎。
熊が用具倉庫での責任を取って辞めてしまったと知り、激しくショックを受ける真央です。
真央は熊に戻して貰うよう校長に直談判するも叶わず、署名運動をして協力者を募ろうとします。
しかし熊は元々評判が悪かったうえ、虎太郎はイケメンで優しいという事もあって全く相手にして貰えません。
特に女子はすっかり虎太郎にメロメロになっていてほとんど署名が集まりませんよ。
さらに真央は教頭先生にも恐らく署名達成出来ないだろうと言われてしまいます。
しかし逆にそれを聞いて真央は諦めなければ皆にも分かって貰える筈と思った模様。
何故なら教頭自身が一番熊を毛嫌いしていたのに今はちゃんと認めてると分かったからです。
熊のお陰で皆助かった事がある筈と、熊の教える性教育は生徒達を第一に考えられてると皆に気付かせようとする真央です。
真央の努力は少しずつ実り始め、対立していた菊池達も署名に参加してくれますよ。
ところがそれを邪魔するのがなんと虎太郎です。
熊の作った保健の授業の道具を捨てようとし、自分は性教育を教えるつもりはないと表面だけの仕事をするつもりと宣言します。
挙句の果てにこの男は真央を押し倒し、個人授業でなら性教育を教えても良いと言い出す始末です。
虎太郎はかなり女癖が悪いようで、宝城も酷い目に遭ってるようですね。
虎太郎に押し倒された真央は抵抗する間もなく、処女膜に続いてファーストキスまで好きでもない男に奪われてしまいます。
このヒロインはよく悲惨な目に遭うなぁ・・・。
いつか処女まで好きでもない男に奪われてしまうんじゃないかと心配してしまいますよ（＾＾；
無理やりキスされた後、何度も何度も口を濯いで綺麗にしようとする真央がまた切ないですね・・・。
その頃の熊はというと虎太郎の代わりに実家の産婦人科で医者をしてましたが、弟の暴挙を知って怒りに任せて殴り掛かります。
しかし虎太郎は全く反省しておらず、辞めた熊には関係無いと殴り返すから始末に悪いです。
真央はというと家に帰る気にもならず熊に会う気にもならずホームで途方に暮れていると、偶然にも宝城と再会して相談する事になります。
この漫画は結構予想が付かないな?（＾＾；
ヒロインが処女膜破られるとか無理矢理キスされるとか結構悲惨で同情してしまいます。
リアリティがあって実際に現実問題にありそうだからまた困りものですね。
それはそれとして教師と生徒の恋という定番展開になってくれて続きが非常に気になりますよ。
妹の真矢がレ○プされそうになる展開は現実でも有り得そうでハラハラしますね。
性犯罪ってのは如何にもな変質者よりもこういうナンパに手慣れたイケメンの方が実は多いような気がするわ・・・。
大人が守るにも限界があるので、子供達にも不用意に男を信用しないよう注意して欲しいですね。
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コメント
白い名無しさん
コメディな高校生白書。
ぜひ読もう！！面白い！！↑↑↑
2011/02/22 URL 編集