なかよしで連載されたの上北ふたご「スイートプリキュア♪&ハートキャッチプリキュア!おはなしブック!」の感想です。
好例のムック本が今回も発売されました。
今巻は漫画版スイプリの第1話と漫画版ハトプリの後編、第8話?第12話と描き下ろし最終話が収録されています。
アニメのスイートプリキュアが先日放送開始しましたが、第1話は変身シーンまででしたね。
漫画の方は切り良く敵を倒す所まで描かれているようです。
今度のテーマは「スイート=組曲」という事で音楽に関係した設定になっております。
世界に散らばった伝説の楽譜の音符を集めるのが目的で、主人公の響と奏がプリキュアに変身して敵と戦いますよ。
スポーツ万能で大雑把な響と勤勉料理上手で生真面目な奏という正反対の二人な為、初めは不協和音出しまくりで喧嘩ばかりしてるのがこれまでのシリーズとは一線を画してますね。
ココからどういうハーモニーを奏で響かせるのか見所です。
必殺技は「プリキュア パッショナートハーモニー」!
情熱的な調和で悲しい音楽を奏でる怪物ネガトーンを倒します。
でも本当にコンビプレイは最悪で途中何度も攻撃失敗したり息の合わない動きで同士討ちしたりと先行き不安な戦い方を見せてましたよ。
仲良し幼馴染みがどうしてこうまで仲悪くなってしまったのか気になりますね。
やっぱり「絶対許せない!」ような事があったんでしょうか(^^;
そんな感じの漫画版スイートプリキュア第1話が収録されています。
メインは漫画版ハートキャッチプリキュア後編で、アニメとは一味違った最後が描き下ろされてますよ。
感想は続きからどうぞ。
三人目のプリキュア・キュアサンシャイン=いつきが仲間になり、ブロッサム達はこころの大樹と初めて対面します。
いつきが仲間になって大喜びするつぼみが可愛いですね♪
ってかやっぱりつぼみは百合っ娘の才能があるよな?(^^;
ダークプリキュアが襲って来ても三人の力を合わせれば大丈夫と考えるブロッサムですが、逆に他の二人に頼ってしまってお荷物になってしまいます。
仲間が増えただけでは強くはなれないと気付き、一人一人が実力を発揮する事で心を一つにした時の力を何倍にも高めるよう努力する必要があると知るつぼみです。
そして三人の力を合わせた新技「シャイニングフォルテッシモ」でダークプリキュアに対抗するブロッサム達ですが、それすらも通用せずピンチに陥ってしまいます。
それまで見守る事しか出来なかったゆりですが、シプレ達が三人を助けようとするのを見て亡きコロンを思い出してしまいますよ。
ハトプリは結構死人が多くてシリーズ通して見ても一番重かったな?(^^;
シプレ達を自分を庇って死んでしまったコロンと同じ結末にはさせないと、皆を守る力が欲しいと強く願うゆりです。
その結果、ついにキュアムーンライトが復活!
アニメでもこのシーンは感動しました♪(予告のネタバレ酷かったけどw)
コロンの想いがプリキュアの種を再生させ、ゆりに再び戦う力を与えてくれます。
四人の力を合わせたブロッサム達はダークプリキュアを撃退する事に成功するのでした。
砂漠の王デューンと戦う力を身に付ける為、プリキュアパレスにやって来たブロッサム達。
歴代のプリキュアの意志を受け継ぎ、ハートキャッチミラージュを手に入れてさらなる進化を遂げます。
こっちは後期EDでネタバレされてましたね(^^;
「ハートキャッチオーケストラ」でデザートデビルを退け、迫り来る最後の戦いに備え力を蓄える四人です。
娘が世界の平和の為必死に戦ってる最中、両親は必死に子作りに励んでいたという
つぼみももうすぐお姉さんという事でより一層やる気を出してました。
しかしそこにデューンが現れ、封印された力を取り返す為つぼみのお婆ちゃんを襲おうとします。
ブロッサム達は必死に対抗しますが、圧倒的力の前に手も足も出ません。
するとなんとお婆ちゃんがキュアフラワーに大変身!
年甲斐もなく無理しやがって・・・。
さすがに全盛期のような力は出せず、デューンに封印を破られたうえ連れ去られてしまうキュアフラワーです。
そしてこころの大樹は枯れてしまい、地球は砂漠と化してしまいますよ。
なかよし連載時はネタバレ防止の為ブロッサム達が最後の戦いに向かう所で終わりでしたが、本巻では描き下ろしで最終話が収録されております。
サバーク博士がゆりの父親だろうとは分かってたけど、まさかあんな最期になるとは思わんかった・・・。
ホント、ハトプリはこれまでで一番シリアスな話だったと思います(^^;
父を殺された怒りでデューンに立ち向かおうとするムーンライトですが、それでは勝てないとブロッサムは言い、憎しみを捨て心を愛で満たして戦おうとしますよ。
アニメと違うのは最後の変身「無限シルエット」が四人で合体するものではなく、漫画版ではマリン、サンシャイン、ムーンライトの力をブロッサムが受け取って変身するというものになってます。
「こぶしパンチ」もなく、無限の愛の光でデューンを浄化させてました。
あとアニメでは多分明かされなかったような気がするんですが、つぼみのこころの花が「桜」だったようです。
つぼみのこころの花が満開になるという描写も良い表現ですね。
アニメではラストにふたばがプリキュアの写真を見ながらココロパヒュームを握ってるというシーンがあって意味深でしたね。
漫画ではつぼみが自分の恋愛運の無さを嘆くというコミカルなオチになってましたw
全体を通して見ると要所要所でシリアスな場面が印象に残りましたが、それ以上にハトプリは笑えるシーンが多かったと思います。
それはひとえに「青」ことえりかが徹底してギャグキャラに描かれていたからでしょうwww
マリンには何度笑わせて貰ったか分かりませんよ(^^;
特にアノ顔芸は最高だったな?。
シリーズを通してもベスト3に入る面白さだったと思います。
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一尉
2011/02/09 URL 編集