少年ジャンプで連載された叶泰弘「鏡の国の針栖川」最終第3巻の感想です。
奮闘の甲斐なく打ち切られてしまった本作ですが一応ラストはハッピーエンドになってるので後味はスッキリしてると思います。
針栖川と里見と松川の三角関係に一体どんな終止符が打たれたのか？
単純な告白では終わらない二転三転の衝撃的な結末となってるので最後までハラハラドキドキ出来ますよ。
ちなみに最終話のあとジャンプ本誌に番外編が掲載されましたが、予告通りそちらは収録されていませんのであしからず（＾＾；
感想は続きからどうぞ。
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前巻のラストでついに松川に鏡の秘密を知られてしまった針栖川ですが何故かペナルティは与えられず、さらに松川と入れ替わって外に出られるようになります。
取り敢えず簡単に事情を説明し、修学旅行中針栖川の存在がバレないよう松川に協力して貰う事になりました。
そんな中、登山で足を挫いた松川が痛みを和らげる為鏡の中に入れて欲しいと針栖川に頼みます。
それを了承して外へ出る針栖川ですが、周りはクラスの女子ばかりで皆服を肌蹴てあられもない姿をしてるから目のやり場に困ってしまいますよ♪
隣りには想い人の里見が可愛い寝顔で横たわってるし、とても寝れそうにない修学旅行最後の夜を過ごす事になる針栖川ですｗ
家に帰って松川に事情を説明した後、何故松川まで協力者に選ばれてしまったのか調べようと里見達は以前鏡の持ち主だった占い師の鏡子の許を訪ねます。
里見達の様子から事情を察した鏡子は針栖川に助言をし、協力者が増えたのは針栖川が松川を好きになりかけてるからだと教えてあげます。
針栖川は松川に告白された事で少しグラついてしまったようですが、そのせいで松川とも両想いにならなければならなくなった模様。
里見と松川の間で揺れ動く針栖川の男心もまぁ分からないではありませんね（＾＾；
松川の方から告白したんだからあとは針栖川が好きになれば問題ありませんが、他に本命の娘が居る中で別の娘を好きと認めるのは中々難しいと思います。
中途半端な気持ちで告白してもし失敗でもしたら一生鏡の中から出て来られず、もし身代わりが現れても自分は死の直前に戻されて終わりというから厳しい条件です。
そんな中、里見の家でゴタゴタが生じて針栖川は松川の家に泊まる事になります。
意識するなと言われてもやっぱり好きな男子が傍に居て意識しない女の子は居ませんよね。
松川の可愛い表情に針栖川も思わずドキッとしてしまいます。
今告白すれば両想い成立して鏡の呪いが解けるかもしれないと針栖川は思い立ちますが、松川はあくまで里見との仲を応援するつもりだというから健気ですね〜。
こんな友達思いの良い娘を針栖川は無下には出来ず、今思ってる自分の正直な気持ちを告げますよ。
里見への想いは変わらずも松川の事も気になってると正直な気持ちを伝える針栖川。
その言葉に松川は喜び、例え本命が里見でも自分はもう十分幸せだと感じます。
すると次の瞬間、松川の恋心がなんと鏡の中に吸い込まれてしまいました。
そのせいで松川から「針栖川を好き」という感情が消えてしまい、告白の事を忘れてしまうから驚きです。
どうやらこれがラブミラーの真相のようで、例え両想いになっても相手からは自分を好きという気持ちが消えてしまうというなんとも残酷な仕掛けが施されていたようです。
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つかさのお尻！おっぱい！（ ﾟ∀ﾟ）o彡ﾟ松川の恋心が消えてしまったと同時に1時間での強制入れ替えが無くなった事に針栖川は気付きます。
本命ではないとはいえ自分を好いてくれてる女の子が無関心になってしまった事に少なからずショックを受けてる様子で、もし本命も同じ結果になったら耐えられないと不安で押し潰されそうになってました。
さらにそれならいっその事一生鏡の中暮らしで世話焼いて貰った方が良いんじゃないかとすら考え始めるから困ったものです。
そんなある日、里見の両親が海外転勤になって里見が一人暮らしをする事になります。
それを機に岬や樹鈴が遊びに来ますが、そこで里見は最初に見た針栖川の持ってた写真に自分も映っていた事を知りますよ。
これにより里見はもしかしたら針栖川の好きな人は自分なんじゃないかと思うようになります。
どうやら里見も満更ではない様子ですね。
そりゃあ幼い頃から何度も守って貰ったうえ命を救ってくれた男の子なんですから好きにならない方がおかしいでしょう。
自分の本当の気持ちに気付いた里見はついつい針栖川と距離を置こうとしてしまいます。
もっともそのせいで針栖川は里見に嫌われたと思って絶望してましたけどね（＾＾；
でも里見はちゃんと自分の気持ちを伝えようと決意したようで、彼女の方から好きと告白されるから針栖川は天にも昇る気持ちで幸せの絶頂に達してました。
これで両想いは成立、あとは針栖川が気持ちに応えれば鏡の呪いは解けます。
しかしそれは同時に里見の自分への好意が消えるという事に他なりません。
折角両想いになれたのに相手が自分を好きじゃなくなるなんて余りにも酷過ぎますよ。
それならいっその事鏡の中で両想いのままで居た方が幸せなんじゃないだろうか？
針栖川は告白の返事をどうするか悩みます。
悩んだ末に出した答えは自分も好きだというシンプルな返事でした。
好きな娘が勇気を出して告白してくれたのにそれに応えないなんて男らしくないというのが針栖川が導き出した結論のようです。
これにより鏡の呪いが解け針栖川は無事解放されます。
そして案の定、里見の心から針栖川を好きという気持ちが消えてしまいました・・・。
覚悟していた事とはいえ、残酷過ぎる結末に涙を流さずにはいられない針栖川の悲しみが辛いですね。
その後、針栖川はある決心をします。
それはもう一度里見に自分を好きになって貰うという事でした。
今度は自分から彼女に告白し、もう自分の気持ちを隠す事なく正々堂々と気持ちを伝える針栖川が清々しいですね。
例え一度は恋心を失ってしまっても、想い出は消えた訳ではないので里見もいつか必ず針栖川の気持ちに応えてくれる事でしょう。
打ち切りながらも後腐れの無い清々しいラストで大満足です。
個人的には凄く面白かっただけに短い連載期間で終わってしまったのが残念でなりませんね。
このレベルなら他の雑誌なら十分長期連載出来ると思いますよ。
う〜ん、やっぱりジャンプでラブコメは長続きしないものなんだろうなぁ（＾＾；
叶先生の作品は不遇の扱いばかりなのでもっともっと人気出て欲しいです。
本作も個性的な設定がツボでしたし、ヒロイン二人も可愛くて魅力的で凄く好感持てました。
何はともあれ無事最後まで描き切れて後味スッキリしたラストになって良かったです。
やっぱりラブコメは主人公とヒロインが両想いにならなきゃね♪（ネギまも見習え！）
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では収録されなかった番外編はどんな話かというとこんな内容でした。
ビキニギャルのお尻！おっぱい！（ ﾟ∀ﾟ）o彡ﾟ番外編は第2巻冒頭で里見達が計画を立てていた海水浴回です。
風邪で欠席の樹鈴に代わって一緒に針栖川も来ていましたが、そこを第1話で松川のお風呂を盗撮して警察に捕まった玉造純という男が今度は浜辺の水着美女達を盗撮しようと企みます。
ちなみに二人は顔を合わせた事は無いのでお互いの正体は知らない様子。
財布を落とした針栖川はバイトと称して盗撮の片棒を担がされる破目になります（＾＾；
女子高生のビキニ姿が眩しい
針栖川と里見はまだ付き合ってないようですね。
海に来ていた里見、松川、岬の三人に玉造の魔の手が迫り、針栖川は絶対に盗撮させまいと身体を張って止めようとしてました。
イヤ〜、それにしても水着でキャッキャウフフとはしゃぐ女子高生は素晴らしいですなぁ（*´∀｀*）
女子高生のおっぱいに垂れるアイスがエロいやがて盗撮だけには飽き足らず様々な作戦で 達を辱めようとする玉造に針栖川も必死で皆を守ろうとします。
里見達の胸に垂れる溶けたアイスが精液っぽくて卑猥ですね（*´д｀*）=3ﾊｧﾊｧ
最後は針栖川に蹴り飛ばされて警察に捕まる玉造に対し、針栖川は里見のおっぱいと松川の股間に挟まれて美味しい思いをしてましたよ♪
とまぁこんな感じの素晴らしいサービス回でした（＾＾；
なのにこれをコミックス収録しないなんて勿体無さ過ぎるだろ・・・。
というか最初からこの路線で言ってくれてれば打ち切りもなかったかもしれないだけに残念でなりませんね。
作者には次回作こそずっとこの路線で漫画描いて欲しいです。
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コメント
一尉
2012/05/03 URL 編集
職務経歴書
また遊びに来ます！！
ありがとうございます。。
2012/05/10 URL 編集