なかよしで連載されたの上北ふたご「ドキドキ!プリキュア&スマイルプリキュア!おはなしブック!」の感想です。
記念すべき10作目となるプリキュアは「ドキドキ!プリキュア」というタイトルで、真ん中に「!」があるのが特徴的です。
キャラ設定もまた変わっており、メンバー四人全員優等生というからこれまでにないハイレベルなアクションシーンが見れそうな気がします。
また既に放送されてるアニメを見ても分かる通り、メンバーの一人が序盤仲間にならないという特殊な展開になってるから続きが気になって仕方ありません。
テーマが「愛」なので中々心を開いてくれない仲間とどう親しくなるかがポイントとなりそうですね。
一方で感動的な最終回でハッピーエンドを迎えたスマプリの方は文句無しのシリーズ最高傑作となりました!
漫画版の方は生憎と描き下ろし最終回は今回は無しですが、笑顔溢れるハッピーエンドとなっているので読めば幸せな気持ちになる事間違いなしです。
感想は続きからどうぞ。
今年のプリキュアはシリーズ初の最初から四人組です。
ただしキュアソードこと剣崎真琴が本格的に仲間に加わるのはまだ先の話になる模様。
しばらくは戦闘でのみの協力関係になる気がします。
そうなると真琴の出番が無い回とかも今後多々あるのかも(^^;
キュアハートこと相田マナは生徒会長、キュアダイヤモンドこと菱川立花は副会長、キュアロゼッタこと四葉ありすは財閥令嬢、そして真琴は人気アイドルとかつてないほどハイスペックなキャラ設定が面白いですね。
ちなみにマナと立花以外は学校も別々だそうな。
まだアニメ本編にも漫画にも登場してませんがマナ達が育てる事になる赤ん坊のアイちゃんの正体が行方不明になってるトランプ王国の王女なのかも?
一番気になるのは追加戦士が居るかどうかですが、今回はそれらしい謎キャラやサブキャラも居ないので昨年同様無い気がします。
今巻にはなかよしで連載中の漫画版第1話が収録されています。
それぞれの名前やコスチュームがトランプをモチーフにしてるので分かり易いですね。
主人公がピンクの衣装に黄色髪なのはフレプリ以来です。
声優はマナが生天目仁美、立花が寿美菜子、ありすが渕上舞、真琴が宮本佳那子。
宮本佳那子さんはプリキュア5及びGoGoでEDを歌ってた事で馴染み深いですね。
他には映画の宣伝やダンスゲームの宣伝ページなんかもあります。
大貝第一中学校の生徒会長を務める相田マナはひょんな事からトランプ王国の妖精シャルル達と出逢い、プリキュアに変身してジコチューと呼ばれる敵と戦う事になります。
その後親友の立花とありすもプリキュアになり一緒に戦う事になりますが、実はもう一人キュアソードと名乗るプリキュアが居る事でその正体について三人で話し合ってました。
というのもその娘の正体らしき人物に人気アイドルの真琴が浮上したからです。
大好きなまこぴーがキュアソードだったら是非仲間にしたいと考えるマナに対し、冷静かつ慎重な意見を述べてキュアソードの目的を疑う立花が性格の違いを良く表していて面白いですね。
ドキプリの変身アイテムはラブリーコミューンとキュアラビーズです。
流行のスマホを変身アイテムに取り入れるとは幼女相手にあざとい販売戦略だなぁ(^^;
必殺技はキュアハートが「マイスイートハート」、キュアダイヤモンドが「トゥインクルダイヤモンド」、キュアロゼッタが「ロゼッタウォール」、キュアソードが「ホーリーソード」となっています。
この四人がどんな愛溢れる物語を紡いでくれるのか今後の展開が楽しみですよ。
また描き下ろし番外編としてありすの家でのお茶会話が収録されています。
四葉財閥の金持ちっぷりは相当なもののようで広大な庭に大きな屋敷がいくつもあり、さらには湖まであるというから半端ないです(^^;
それ以上に凄いのはありすのスペックで、英才教育を受けて来た為ゴンドラの舵取りから天候予測まで熟すという完璧超人だから驚きですよ。
ただそれ故にありすは常に冷静沈着で居るよう育てられて来た為、将来誰かと恋愛して心ときめく事はないと考えてる模様。
でもそこをマナがきっと素敵な恋と巡り合えると優しく励ましてあげてました。
って、もう既にマナにときめいてるじゃねえかwww
う~ん、これは立花だけでなくありすまでマナと百合百合な友情を育みそうだなぁ(^^;
ここからは漫画版スマプリの後編です。
プリンセスフォームで皇帝ピエーロを倒したみゆき達はメルヘンランドへ行く事になり、そこで多くの妖精に歓迎されます。
アニメ同様自分達も妖精化してちっちゃくなるみゆき達が物凄く可愛いですね
是非皆お持ち帰りして家で可愛がりたいですよ(*´∀`*)
妖精視点でメルヘンランドを巡り、色んなおとぎ話の登場人物と対面して目いっぱい楽しんでました。
その後ロイヤルクイーンと対面するも未だ眠りから覚めない事からまだまだキュアデコルが足りないと知ります。
さらにピエーロも滅んでいないと判明し、再び変身して戦う事を決意するスマイルプリキュアでした。
「ハッピーエンドは途中が大変なほど輝く」というみゆきの言葉がとても良いですね。
それから順調にデコルを集めると今度はロイヤルクロックが復活します。
しかしその途端に敵も強くなり、レインボーバーストすら通用しなくなるから大変です。
さらにジョーカーにより怠け玉の中に取り込まれたあかね達は努力して得られる達成感や友達への思いやりを忘れてしまいますよ。
そこをみゆきが皆に訴え掛け、友達と一緒に笑い合える幸せを改めて教えてました。
それにより怠け心を払拭した五人は元の世界に戻り、新たにフェニックスの力を授かってロイヤルレインボーバーストを使えるようになります。
決して楽に手に入る幸せを選ばず、仲間と苦労して手に入れた幸せこそ本物と呼び掛けるみゆきの言葉が心に染みますね。
オリジナルストーリーでみゆきが風邪を引く話なんかもあります。
疲れが溜まっていたようで中々治らず、しばらくは四人でプリキュア活動する事にしてました。
みゆきが居ない時はなおがリーダーなんですね~。
ただやっぱり四人だといつものように上手く戦えず四人で険悪なムードになってしまう場面なんかもあったようです。
そこを風邪が治ったハッピーが加わった事で再びいつものコンビネーションを取り戻します。
皆ハッピーの居ない分まで頑張ろうとし過ぎたせいで一番大事な事を忘れていたと、笑顔の大切さを思い出して改めて友達を思いやる気持ちに気付いてました。
笑顔こそがパワーの源というスマプリらしい考え方が素晴らしいですね。
アニメでもやった「始まりのシンデレラ」回ではみゆきがシンデレラとなって、意地悪な継母や義姉達に邪魔されながらも物語を完結させようと奮闘します。
この回はネズミになったあかねとなおが可愛かったですね♪
またれいか王子様が凛々しくて凄く格好良かったです。
この回限定のシンデレラハッピーシャワーで敵を華麗に撃退するハッピーがまた迫力ありました。
毎年放送終了後に描き下ろしの最終回がコミックスに収録されていましたが、今回は連載分で最後となっております。
連載最後はいわゆるニコちゃん涙目回だったようですね(^^;
小さい頃に大きな木の下で出逢った謎の少女のお陰で友達が出来たそうですが、結局あの娘の正体は鏡の妖精か何かだったのかな?
前作までの連載分最後はラストバトルへの繋がりを示唆するオチになってましたが、今回は初めから描き下ろしの予定は無かったようでみゆき達が皆で笑い合うラストとなっています。
クリスマスの夜の下で友達と一緒にイルミネーションを見る女子中学生とか微笑ましいにも程がありますよ(*´∀`*)
最後の最後までスマイルとハッピーの大切さを教えてくれたみゆき達に心から感謝!
元々スマプリは震災で悲しい思いをした子供達に笑顔を与えたいという想いから始まりました。
それが最終的には予想以上に多くの人を笑顔にする事が出来たから大成功と言えるでしょうね。
個人的にもスマプリはシリーズ最高傑作になるくらいハマったのでとても愛着が沸いてます。
みゆきもあかねもやよいもなおもれいかも全員大好きでアニメの最終回は皆に釣られて涙ながらに見ましたよ。
その分漫画版で描き下ろし最終回が無くてちょっと残念でしたが(^^;
後は映画で五人の活躍を楽しみたいです。
ドキプリもとても面白いのでツイッターで応援頑張ろうと思いますw
関連記事:
皆の笑顔が幸せな未来を作る五つの希望の光!「スマイルプリキュア!おはなしブック!まるごとスマイル!」スマプリは属性戦士!スイプリの描き下ろし最終話も収録!「スマイルプリキュア!&スイートプリキュア♪おはなしブック!」今度のプリキュアは音楽と友情が熱い!「スイートプリキュア♪おはなしブック!まるごとキュアビート!」アニメとは一味違う最初と最後が見れる漫画版プリキュア「スイートプリキュア♪&ハートキャッチプリキュア!おはなしブック!」ハートキャッチプリキュアの活躍を漫画で読めるムック本が発売!漫画でハートキャッチとフレッシュ最終回が読めるプリキュア本が登場!せつなの裸もある!?「フレッキュプリキュア!おはなしブック まるごとキュアパッション!」
- 関連記事
-
コメント