FLAG 12.0
「初めて恋をした記憶」ヴィンテージのリューネと激しい空中戦を繰り広げるハクア。
証の鎌を振り下ろして大きな傷を負わせますが、リューネはそれを気にも留めず反撃して来ます。
リューネの振り下ろした短剣が肩に刺さり、そのまま建物の屋上に叩き落されるからダメージは少なくありません。
さらに追撃を繰り出すリューネに防戦一方となるハクアです。
歪んだ笑みを浮かべて何度も何度も短剣を振り下ろすリューネが恐ろしいなぁ(^^;
羽衣で姿を消して歩美を追い掛ける桂馬とちひろ。
その途中で手が離れてお互いの場所が分からなくなってしまいます。
そこにヴィンテージが近付いて来てちひろは怯えるものの、すぐに桂馬に見つけて貰って抱き締められるから一安心です。
でもフラれたばかりで告白した男子にこんな事されたら相当複雑だろうなぁ(^^;
そこでちひろは桂馬の胸ポケットに自分があげたピックが入ってるのに気付き、隙を見てそれを抜き取ってました。
再び歩美の許へ向かう途中、ちひろは桂馬に全部打ち明けたらどうかと提案します。
しかし桂馬はそれがちひろの作戦だと見抜き、歩美もちひろに何か吹き込まれてると推測するから鋭いです。
案の定歩美は桂馬が理由あって自分を落とそうとしてる事をちひろから教えられていた模様。
桂馬が本当の事を話してくれるのを期待してあかね丸で到着を待ちます。
歩美を見つけ出した桂馬はいっその事全部話そうかと悩みます。
しかし桂馬が出した結論は一つだけ質問に答えるというものでした。
一つは必ず答えるけど他の質問は後で答えると言われるから納得が行かない歩美です。
考えた末に歩美は一番聞きたかった自分が好きかどうかを桂馬に質問。
でも桂馬はそれに好きじゃないと答えるから歩美は悲しみますよ。
じゃあ何の為にこんな事してるのかと問い質すものの、桂馬は頑なに答えようとしないから思わず殴り飛ばしてました(^^;
さらに歩美は何か理由があるなら訳を話してくれれば力になると言いますが、桂馬はそれを拒否して助けはいらないと突っ撥ねます。
それに歩美は怒ってそんな勝手な人間を好きになれないと文句言うものの、桂馬は自分が誰かに好かれる為にやってる訳ではないと反論しますよ。
桂馬が女の子を攻略するのはただ単にエンディングを目指している為であり、それが叶うなら見返りは求めないと決めてる模様。
ゲーマーとしてヒロインをハッピーエンドへ導く事こそが桂馬の誇りなのでしょうね。
そして桂馬は歩美に愛してると告白し、自分とのエンディングを選んで欲しいと頼みます。
桂馬の言葉に迷う歩美をちひろが背中を押してあげます。
こうなったら仕方ないと渋々結婚式を挙げても良いと言う歩美ですが、投げやりな態度を桂馬は怒ってもっとまともな台詞を選ぶよう文句言うから酷いですよ(^^;
対する歩美も桂馬を殴り飛ばして無理やり結婚式挙げようとするから負けてませんがwww
ノーラに手伝って貰って派手な演出の結婚式となるものの、二人とも作り笑いすらまともに出来ないからとても円満とは言えません。
桂馬の言葉を信じられないと文句言う歩美ですが、桂馬の真剣な気持ちは信じても良いと考えてる模様。
しかしそんな中途半端なのは認めないと、ヒロインとしてちゃんと攻略されるよう桂馬は不満を漏らすから最低です(^^;
これに歩美は再び怒って桂馬の頬を何度も叩いてましたwww
どこまでもゲーム脳な桂馬に不満を爆発させる歩美ですが、自分の気持ちは自分で決めると桂馬を好きな気持ちに変わりはない事を告げます。
だからこそ自分と結婚するよう桂馬に命じ、強引に唇を奪って想いを伝える歩美です。
祝福の鐘が鳴り響く中でのキスとかドラマチック過ぎますね~♪
これにより歩美の心は愛で満たされ、眩い光が発せられると同時に背中に翼が生えます。
そしてメルクリウスが目覚め、ようやく最後の女神を復活させる事に成功する桂馬でした。
すぐにヴィンテージがやって来て桂馬達は囲まれてしまいますが、ディアナがメルクリウスを奪取して捕らわれた姉妹の許へと連れて行きます。
さらに灯もといリミュエルが現れ、駆け魂隊を引き連れてヴィンテージを捕らえるよう命令するから桂馬は驚きますよ。
あとは女神と駆け魂隊に任せる事にし、もう自分に出来る事はないと桂馬はちひろと共に帰ります。
その後、ディアナ達は古悪魔を殲滅し、捕らわれた女神とアポロの水化術を解放して全員揃います。
そして六人の力で一本岩もろとも地獄の扉を破壊してました。
一方でハクアはリューネに敗れるものの、計画が失敗したと知ったリューネに見逃されて難を逃れた様子です。
かのんに化けていたエルシィの許には二階堂先生が現れ、全部終わった事を告げて文化祭ライブに向かうよう連絡します。
桂馬の家にギターを忘れて取りに行くちひろ。
帰ろうとしたところを桂馬にお礼を言われ、歩美に女神や地獄の事を話さなかった事を感謝されます。
それにちひろは無関係なのに守って貰って悪かったと返しますが、前夜祭にデートした理由が気になり本当に無関係だったのか思わず訊ねますよ。
それに対し桂馬は無関係だと答え、ちひろは悲しみながらもこれで良かったと思い込む事に決めます。
必死に笑顔を取り繕うとするちひろが切な過ぎますね・・・。
最後に桂馬にバイバイと別れを告げる所がまた余りにも悲しい笑顔でした。
そして舞校祭最後の夜が訪れ、バンド合戦で2Bペンシルズの出番がやって来ます。
しかし生憎とちひろと京の二人しか居ません(^^;
仕方ないので二人で場を持たせようとすると、すぐにエルシィ達が到着するから助かります。
歩美はまだ自分で選んだ答えに迷ってるようでしたが、そこをちひろが背中を押して強引に納得させてました。
歩美が前を向いてくれないとちひろ自身が前を向けませんものね。
全員揃って改めて観客に自己紹介するちひろ。
折角の文化祭なんだから好きな人が居る人は告白しようと皆に呼び掛ける所がどこか物悲しいですね。
するとそこになんとかのんが現れるから会場がざわつきます。
以前一緒にテスト勉強した時にちひろに言われた言葉を覚えており、約束を果たす為に来てくれたようです。
もちろん女神復活を手助けしてくれたお礼もあるんでしょうね。
かのんの気遣いにちひろは感謝し、アイドルと一緒に歌う事となります。
最後のEDは2B PENCILS&中川かのんで「初めて恋をした記憶」。
ちひろの歌と共に桂馬が攻略して来たヒロイン達が様子が描かれます。
皆も舞校祭に来ていたようですね。
というか最初からこのくらいのペースで進めてれば全員分アニメでやれただろうに・・・。
歌の途中、ちひろは宙を舞う羽根を見て思わず振り向きます。
そこには背中から翼を生やしたかのん達がおり、上空では女神達がライブの歌に耳を澄ませていました。
それを見たちひろの心は途端に悲しみで溢れます。
自分は女神に選ばれなかった・・・、自分は桂馬に選ばれなかった事実を見せつけられて悲しくなったのでしょうね・・・。
それでもちひろは歌うのを止めず、最後まで歌い切ろうとするから強い女の子ですよ。
ライブ会場を後にした桂馬は一人後悔の念を募らせます。
ちひろに酷い言葉とぶつけてフッてしまった事は桂馬にとっても相当辛い選択だった様子。
本当はあんな事を言う筈じゃなかったと激しく落ち込み、生まれて初めてヒロインに悲しい結末を与えてしまった事を深く後悔してました。
歌の終わりになって桂馬との思い出が一気にフラッシュバックしたちひろはついに我慢の限界に達し、溢れる涙を止められなくなります・・・。
歌のタイトルがそのままちひろの桂馬への想いを表していてとても切ないですね~。
ギターを握り締めて大粒の涙を零すちひろが悲し過ぎました(つд`)
それから五日後、ヴィンテージの企みも潰れて平和な日々が戻って来ます。
罠に嵌められて駆け魂隊をクビになっていたハクアは無事に復帰出来た模様。
ちなみに今回の一件の功績は全部ノーラが独り占めしたそうです(^^;
桂馬はいつものようにギャルゲー漬け・・・という訳にもいかないんですよね。
ここから過去編へと繋がりますが、アニメはひとまずこれで終わりです。
来週は特別篇としてOVAで発売された
「マジカル☆スターかのん100%」が放送されます。
全てはこのラストシーンの為の女神篇だったと言っても過言ではないくらいの切ない終わり方でしたね。
歩美が最初からヒロインだったのに対してちひろは本当にモブキャラでしかなかったのが、アニメシリーズを締め括る最後のヒロインとして活躍するまでになったから感慨深いものです。
唯一桂馬にフラれたヒロインであり、桂馬にとっても初めて攻略抜きで自分を好きになってくれた女の子だけに特別な存在となった事でしょう。
余りにも悲しい結末ではありますが、これこそがちひろだけのエンディングなんだと思います。
失恋の悲しみを乗り越えてちひろに今度こそ幸せが訪れる事を願ってますよ。
今後はOADで原作の良い所をピックアップしてアニメ化して欲しい。
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コメント
名無しさん@ニュース2ch
>余りにも悲しい結末ではあります
切ない幕切れでした。
>失恋の悲しみを乗り越えてちひろに今度こそ幸せが訪れる事を願ってますよ。
同感です。
2013/09/26 URL 編集